晩秋の奥座敷「太田屋旅館」
福島県郡山市逢瀬町
福島県中通り。郡山地内には、日帰り温泉と温泉旅館が30数軒近くあり、県内で最も温泉施設が点在する。農作業も終わり、各地の温泉宿には多くのお客様が訪れている。
そんな中で、郡山の奥座敷として知れれる休石温泉「太田屋」には、県内外から露天マニアが口コミで多数姿を見せている。
郡山市から、県道6号線(郡山湖南線)を経由して大槻町。
多田野町。そして奥羽山脈の三森峠方面に向かう。太田屋は、峠の入り口にある。三年ほど前に新築された温泉宿には、客室10部屋。日帰り休憩室。宴会場。そして、屋内温泉施設。リラクゼーション。大きな露天風呂。(男女別)がある。
特に、此処のお湯の良さには昔から定評があります。
知る人ぞ知る霊泉なのです。その云われは、平安時代後期の武将、八幡太郎義家が見つけ、多くの戦傷兵を入浴させたところ、たちまち傷が治ったという。この時、義家が腰をおろして霊泉をながめた石が「休石」と伝えられています。
<癖の無い泉質>
泉質は、カルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。癖の無い柔らかな肌触りですので、過敏症の方にもお勧めできます。何よりも、沢沿いからの風が露天風呂を吹き抜けてきます。内風呂で芯温を高めてから、少しぬるめの露天風呂に入る。晩秋の風は冷たいけれど、これがホントの頭寒芯温(頭を冷やして体を保温すると血液循環機能が活性)その心地よさを体験してきました。
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