<会津磐梯山を背景に天神しぶき凍り廻廊> ■会津磐梯山の麓に広がる高原の町猪苗代。 冬はウインタースポーツ。春は新緑トレック。夏は登山に湖水浴。秋は紅葉と、四季折々に、アウトドアライフが満喫できるリゾート地でもある。紺碧の湖と称される猪苗代湖。標高は約514メートル。奥羽山脈と越後山脈の狭間にあり、天空の湖として人気がある。特に、この地方ならではの美景があります。 猪苗代湖畔から見る風景には、万年雪で覆われている飯豊山系。 風の風車高。氷点下10度以下で吹き荒れる湖面の風は、湖畔の樹木を瞬く間に凍らせて自然の造形美をもたらす。その自然の創像は、日々移り変わる情景がカメラファンに親しまれている。 「天神しぶき歩行ルート」 ■一般的に知られている天神浜のしぶき氷。 R49号線から、天神浜を経由して小平潟天満宮駐車場に向かうコース。 R49線長瀬川に近い小平潟地区を抜けて、天満宮に至る二つのコースがある。 駐車場からは、約2キロほどの平坦道程だが、なにせ除雪無しの圧雪状態なのだ。まして歩行幅は70㎝ぐらいしかないので、前方からの帰り人との擦れ違いはできない。この状態での歩行工程時間は、片道約45分を要する。 ■天神浜までの道程は遠くても、その途中には素晴らしい光景も広がっています。 昨夜あたり歩いたかのような動物の足跡。大きなものは狐かも知れない。可愛らしい小さな足跡を発見。これは良く見られるテンだとおもう。 黄色い花が咲くアサザの沼雪面には、大小多くの動物達が入り荒れた紋様が面白い。 山道の頭上からは、これまた自然のBGMが鳴り響き、遠来からのしぶき氷ツアーの方々の心を弾ませてくれます。 美声はやっぱり、コガラかな。チトうるさい?のは、シジュウカラ! こんな情景を背に受けての雪上歩きは、寒さも吹き飛ばすほど楽しいものですね。 「川桁山の美景」 ■川桁山は、猪苗代町の東方に位置し磐越西線川桁駅から北東の方向に位置する。標高は、1413.2m三等三角点峰。登山コースは、長瀬小学校内野地区からと観音寺川林道からの2つのコースがある。 冬場のトレックは厳しいので、GWあたりからの予定をお勧めします。コース内容は、カラマツ林の中を千石川を左に見て林道を進と、30分ほどで林道と分かれて左の登山道に入る。三十八転坂と呼ばれる急坂を登るのだが、ちょっときつい。約20分ほどでブナ林の尾根にでる。ここからは、緩やかな感じだが1192mピークまでは急坂が続く。1192mピークから尾根づたいにアップダウンをしながら進む。見事なブナが目に付く。勾配がきつくなり最後の急坂を登り切ると、三等三角点のある川桁山に到着。 山頂からは磐梯山が目の前に、眼下には猪苗代湖が広がる。東側に進むと吾妻山、安達太良山が見えてくる。会津磐梯山に比べると、混雑はすくない。帰路は、登ってきた道を戻ることになるが、三十八転坂は小雨でも滑りやすいので注意すること。 ※お問い合わせはこちらまで。
■湖畔の宿レイクサイド磐光は、湖水側に位置しますので滞在しながらいろいろな風景が楽しめます。天然温泉で疲れを癒しながら、ロケハンできます。。。 |