「唄との出会い」 2015年春から、闘病生活をしてきましたが、2016年暮れには何とか生きる望みも出てきました。そんな時ふと耳にしたのが、福田こうへいさんの「北の出世船」でした。 この3月には、我が歳70歳を迎えます! とても自分でも信じられないぐらい歳を忘れて突っ走ってきました!でも、忍び寄る身体の衰えは現実を教えてくれます。唄大好きだった私でしたが、手術しなければ余命半年!うまくいっても3年が目途でしょうとまで宣告された我が命!いつしか歌を口ずさむ事も忘れていました! 一音一句。きっちりと唄う福田さんの心意気! 「北の出世船」は、高温で難しい唄いこなしでしたが、上手下手は別にして自分の心を奮い立たせようと練習しましたよ!録音するにも、まともな機材も無くスナックにも行けませんので、ポンコツラジカセに生唄で吹き込みました。丁度2015年暮れに、猪苗代湖地方は雪模様でしたので、郡山市内から三森峠を越えて湖畔に向かいました! 午前中の気温は、マイナス5度。吹雪模様。 何回か声を張り上げましたが、余りの寒さに体はブルブル!口元はコオばっていました!ここまで来て無駄に帰る訳にも行きませんので、5回ほど連続録音してきました。 本来なら、曲とは別に歌声だけ録音すれば調整できるんでしょうが、大自然の中生唄ですから聞きずらいのはお許しくださいませ! 「北の出世船」風景にはぴったりの背景でしたが、翌日から猛烈な咳が出て大変でした!寒い中、強風に晒されて2時間も湖畔に立っていたから風邪をひいてしまいましたよ!!まぁ。これも思い出になりますかね!! |