「磐梯山麓そば畑」望郷津軽じょんがら流れ唄(三味線入り) ■民謡会津磐梯山で知られる山麓には、広大なそば畑が広がっている。その美味しさは、標高500mの高原だからこそ生まれるのかも知れない。観光と農業の町として発展を遂げてきた猪苗代町。いまでは、素朴な食ブームの時流に乗って、蕎麦食が年々盛り上がっている。 寒暖の差が味わいを濃くして、きれいな清水が蕎麦腰を引き締めて、程よい触感を生み出している。現代では、そば専用の乾燥貯蔵調整施設が稼動しています。香りの良い「挽きたて・打ちたて・ゆでたて」のそばを提供したり、そば打ち体験をしてもらったりと魅力ある「そばの里」づくりに取り組んでいる。 ■そば粉100%。挽きたて。打ちたて。茹でたて、であること そば粉加水に適した磐梯山の湧水。磐梯山。猪苗代湖を眺め、温泉に入って心身共に活性化させる。そば粉生産量は、約500トンに近い。国内では、そば生産量 トップクラスである。 ■会津そば打ち職人●そば畑ロード ●会津磐梯山と猪苗代湖蕎麦風景 |
<会津そば職人> 猪苗代湖は、初夏になると湖霧が発生する。その滴が、高原に舞い降りて実を結実させていきます。7月の種蒔き。8月下旬には真っ白い花が咲き、9月末から10月上旬には刈取りが始まる・新そばの収穫期は、下葉がまだ青い内から始まります。昔と違って、若草色と香りが好まれるからです。 ■会津磐梯山と猪苗代湖は、四季折々の風情があふれている。 なんでも蕎麦の歴史は古く、町内の惣座遺跡からは平安後期から鎌倉時代にかけての古代そばも出土しているとか。そばの里猪苗代の、おいしい挽きたて『そば』をぜひご賞味下さい。 ☆蕎麦屋一代DVD ☆船村徹演歌大賞 ☆猪苗代湖そば職人 ☆みちのく蕎麦挽き職人物語 ☆お蕎麦屋さん包丁一代劇場” |
<野暮なそば打ち> ■蕎麦は、まともな農作物が収穫できない山間の地で栽培されていた。その頃のそば粉は、融通の利かない荒くれそば粉だったと聞く。それらを繋ぐには、自然薯やヤマゴボウなどの繊維質根菜を練りこんだ。今風の二八何処ろではない。小麦粉は、米同様に高価だったのである。 私は、甘皮も石臼で粉にした田舎風味の蕎麦粉を使用している。 上品な、さらしな粉なんて使えません。個性も荒くれだからね。繋ぎは外一にしてますが、私は蕎麦生地の色艶を重視しています。何故なら、郷土料理のドキュメントルポライター(趣味)だから。 延し方は一番気を使いますが、心に迷いがあると上手くいきません。 だから、猪苗代湖マル秘パワースポットで修行しています。 ●そば屋目指して! 「そば切り」 ■そば打ちの中で、一番楽しいのが蕎麦切りです。 何てたって、小気味よい切り刃の音が心を引き締めるから。特に津軽三味線BGMが似合います。 会津民謡でも聞きながら、志田浜温泉旅の駅にお立ち寄りください。 |