■日本庭園には、必ずと言っていいほど花菖蒲や睡蓮が見られます。これらは、和の象徴として日本人の心を癒してくれます。浄楽園を歩いていると、影の部分と陽のあたる箇所が見受けられます。それらを熟知しての事と思うが、透かし剪定の松と広葉樹の根元の苔の種類が異なります。 玉根オーナーの話によれば、室町時代の庭園様式を取り入れた金閣寺の庭を参考にしたと言う。浄楽園の総面積は、25000u。庭園設計者は、京都の庭師でもある弟さんだそうだ。昭和50年から造りはじめて、完成までに10余年の歳月を要した。■入り口には、料金所があります(大人500円。子供250。)正面通路から入ると、この季節ならではの萩の花が咲いてました。 ■池泉廻遊式の庭園は、大小三つの中島があり吾妻の石と五葉松が配置されている。水辺には、仲良く泳ぎ回る鴨の群れ。睡蓮の花。初夏には咲くであろう花菖蒲が秋の陽を浴びていた。 ■癒しの茶処。 庭園の北西部には、お休み処がある。 お茶をどうぞ!一服のお茶が運ばれてくる。 其の雰囲気が、庭園の景観にマッチして良かったです。(美人だったからかも?) 山男の私には、場違いかとも思える茶の湯が運ばれてきました。改まって、抹茶なんて飲んだこともありません。でも、不思議ですねェ〜。すんなりと飲み干して、美味な和菓子も戴きました。 (抹茶は有料) |
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■大きな茅葺の舞台。 この大屋根の下では、茶会が開かれたり琴の調べが奏でられる。 南正面には、手入れが行き届いた松と石組み。右手西側を見れば、吾妻連邦が屏風の如く立ちはだかっている。其の風景は、四季折々に絶景となることでしょう。 3時間ほど、ゆっくりと庭園内を見て廻りましたが、気がついた事がありました。何処にも角まった所が無く、散策路から石の配置。植栽に至るまで緩やかな曲線のように思えました。心に留まる鋭利な神経線は、皆無なのである。 ■訪ねたのは平日でしたが、県内外からお客様がいらしていました。 心なしか、50代60代の御夫婦が多かった。何度も来ているらしく、お茶を楽しみ静かに会話を楽しんでいました。 |
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※このHPレイアウトは、OUTDOOR PLANNERドキュメントルポです。 |
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