「ヤマメの棲家」
◆ヤマメは、陽射しを好む。
障害物など関係なく流芯サイドに待機(餌待ち)している。
リバーサイドの葦際から攻めてみたが、中型(20cm)のヤマメばかりが連続ヒット。型はイマイチだが、フライにアタックするスピードは速いからスリリングだ。
◆キャンプ場に近いカジカ橋付近で、ビッグサイズをフッキング。
寄せに入った途端に、ティペットがプッツン。小さなヤマメばかりを相手にしていた気の緩みから、キンク(結び目)を確認しながら放置していたためだった。河川沿いに、車道があるから休憩しながら車を移動。夏場の遡行は、気温の上昇と共に体力が勝負でもある。大きな堰堤を越えて、上流に向うと直ぐにベストポイントに遭遇。
◆1m程の落ち込みがあり、両サイドに流れがフレア(展開)している。
ファーストキャストは、水量がある左側にS字キャスト。(ラインの弛みをS字型)大きなブナの木陰は薄暗かったが、白い魚体がバシャリと反転した。そのタイミングは、スローモーで確実だった。
しかし、フッキングする事も無くフライだけが空しく飛んできた。
もし、フライにタッチしていなければ二度目のチャンスは必ずある筈だ。
数分後、再び同じポイントにシュート。今度は、フライが着水したと同時にライズ。テールウオークを楽しみながらネットの中に。その山女魚は、体長25cm。鮮やかなオレンジ色の帯を締めていた。
■夏場の渓流では、防虫剤を必ず携行すること。
白い森のオートキャンプ場は、リバーサイド(荒川)にあり
設備(キッチンから温泉)も完備。ファミリーでも安心。
FFビギナーには、障害物もなく最適なフィールドですよ。
※中流域で見かけたカジカ胴仕掛け。
■小国町漁協所属。民宿住の栄屋:0238:67:2142
■白い森交流センター(宿泊):0238:67:201 |