●みちのく郷土料理と温泉。<みちのく浪漫旅>を紹介しています。


 [晩秋の安達太良山トレック。
福島県のド真ん中にその姿を現している山。悠然と鎮座する安達太良山。磐梯朝日国立公園の中に位置する標高1699.6M。郡山からは、車で30分ほどで着く近い距離にある。しかし、子供の頃から眺めている安達太良山だが、余りにも身近だった為か登山した事は一度も無かった。そこで今回は、何故かどうしても登頂して見たい感動に駆られたのだ。

■前口上は大袈裟だが、そんな安達太良山も、ゴンドラエキスプレスを利用すれば山頂駅から一時間半で山頂に到着する。このところ毎週のように紅葉トレッキングに出かけている。秋の空は気まぐれだから、朝の天気を見てから即決断。仕事はアルバイトみたいなものですから。


  [トレック開始]
■ゴンドラ山頂駅を降りると、直ぐ目の前に登山道が見えてくる。団体客の殆どが、薬師岳(標高1350m)まで10分足らずの距離にある展望台まで行って帰るようである。そのためか、良く整備された木道が造られている。


ここから山頂までは、標高差約400m。約約1時間30分程要する。しかし、このあたりの紅葉の眺めは絶景です。奥岳からの登山道は、他のトレイルと比較して尾根伝いにあります。駐車場からくろがね小屋に向かうルートは、唐松林を抜けて行きます。
山頂へトレック
「山頂手前」

「福島方面の見下ろす」
安達太良鉄山
  「もう一息」
■山頂が迫り始めると、足場はどんどんガレバになってくる。スニーカーなら未だ知らず、中にはサンダルを履いて登っている人もいた。山を甘く見てはいけませんよ!自然も人生も甘く見すぎると、大怪我をします!俺のようにね。もうヨレヨレですから。



安達太良山のいいところは、麓から眺めてもトレックしても雄大な所かな。前から見ると女性の様に穏やかでも、裏側を垣間見ると非常に険しく思える様相です。




山頂付近
左→沼の平方面
中央:山頂
右→和尚山?
安達太良山頂から 「山頂にて」
■俺の趣味半分のお仕事はドキュメントルポライターだ。
街の歓楽街から東北の温泉グルメ旅など、興味が出れば何処にでも出て行く。中でも、得意なのは釣り旅だ。もちろん魚釣りなのだが、その風土を感じると何かを探したくなる。若かった頃は、彼女を連れて遊びまくっていたっけね。遊び呆けた罰なのか、この登山が影響したのか定かじゃないが、何と!坐骨神経が舞い戻ってきてしまった。

昔。川の撮影中に長靴が破れたまま半日経過。
その代償が神経痛なのである。ケツッぺたの裏側が痛くてしょうがない。マッサージに通っているけど、中々良くなりません。しかし、来週は安積山。次は妙見山トレックする予定です。
●もう人生ヨレヨレだけど、明日に向って歩き続けます。トレッキングの帰り道に、高湯街道のリンゴ屋に行って美味なお土産を


●問い合わせ先:二本松観光協会:0243-23-1111
●アクセス:JR東北本線「二本松駅」から「岳温泉」行きバスで「岳温泉下車」。タクシー10分で「奥岳登山口」着。 
JR磐越西線「磐梯熱海駅」から「石筵ふれあい牧場行」のバス約15分終点下車、石筵登山口より約5時間
ゴンドラ:あだたらエクスプレス