「福島県土湯温泉と周辺観光地巡り」<女沼カヌーイング周辺トレッキング>  福島県福島市
<このHPは[福島県内を旅したOUTDOOR LIFE ORIGINAL MAGAZINEです。>
女沼

<男沼から女沼周辺トレッキングコース。>
■このコースは、土湯温泉バス停から男沼。女沼をめぐる6.8kmのコースです。女沼から北西300mの地点には、思いの滝があります。沼の静けさとは対照的に、水煙を上げて二段の滝が流れ落ちています。

「コースガイド」男沼
■男沼:池の周囲は約1,500mで沼底から湧水が湧き出ています。5月の新緑期から、10月の紅葉までは特に素晴らしい癒しの空間となります。夏場にはキャンプサイトを開く事も可能です。
仁田沼:沼の周囲は約
300m程度ですが、4月中旬頃には10万株もの水芭蕉が咲き乱れます。この中に散策路が設備されていますので、気ままにトレッキングする事ができます。

思いの滝散策路

<女沼>スミレ
■池の周囲は約2kmと、比較的平坦地にあるために訪れるハイカーが一番多いエリアです。沼の水色は、5mの底まで透けて見えるほどです。この沼の北側に、思いの滝までの散策路が整備されていますので、子供から年配者まで見学に行く事ができます。これからの季節、森の中の水辺を歩くといろんな野草にも出会います。スケッチブックや俳句など詠んでみては如何でしょうか。

女沼には、イワナなども棲息しています。ルアーフィッシングや、フライフィッシングでもヒットしますのでパックロッドを持参すれば釣りを楽しむ事もできます。
管轄:阿武隈川業況。ルールが変わることも御座いますので、釣行の際には市内釣具店などで確かめた上で遊魚券の購入をお願いいたします。



思いの滝■思いの滝には、伝説や俳句書き込まれた石碑等もあります。
初夏に掛けての山野草は、ヒトリシズカ。スミレ各種。蓮華ツツジ。キスゲ。ヒメサユリ。等が見られます。思いの滝散策路の先には、これより仁田沼。男沼に至るトレックコースが続いています。これらコース内は、日帰り装備でも充分時間的な余裕は御座いますが、山の天候には気をつけてお楽しみ下さい。
ツツジ山公園
<ツツジ山公園>
女沼を眼下にして、吾妻連邦を眺める事ができます。休憩所。展望台等もあるので、ランチを持って出掛けるのもいいですよ!

アクセス:JR東北新幹線福島駅→土湯温泉行きバス。
   車:東北道福島西IC→R115経由土湯温泉方面。
●信夫温泉から、25分程で到着します。
※最近ゴミの投棄が目立ちます。
みんなで気持ちよく散策できるように、各自のゴミはお持ち帰りいただきます。


<<信夫温泉のんびり館>> 初夏の露天風呂と夏風味手打ち蕎麦。
信夫つり橋「信夫温泉」
■福島市内から、磐梯吾妻スカイラインに至る登り口に信夫温泉がある。
だいぶ昔から営業していたらしいが、1年ほど前にリニューアルされて「信夫温泉のんびり館」となった。この温泉一番の人気は、昔懐かしい長ぁ〜いつり橋だと思う。何とその長さは、40m近くあるかも。このつり橋は、ワイヤーと板敷きなので微妙に揺れる。その雰囲気が旅情を誘うのかも知れない。
本館
橋の下を流れるのは、不動滝から流れ落ちた須川の渓流である。温泉成分が含んでいるのか、水色は透き通るようなコバルトブルーだ。橋の下には、須川と湧水渓流が合流する場所(夫婦川)がある。橋の上から眺めた時、旅人は其れを見てどんな思いが蘇るでしょうか。この橋を渡るたびに、何故か詩人にでもなったような気分になります。



湯小屋「しのぶ湯小屋」
■信夫温泉は、昔の風情を残しながらも露天風呂は新設されました。
森の中の露天風呂は、新緑の活力が漲り癒し効果抜群です。
この宿は一軒家なので、風の奏でる音。樹木のざわめき以外、何も聞こえません。

湯上りの楽しみは、やっぱり食べる事ですよね!エビ天蕎麦
今回は、近くを流れる天戸川でイワナ釣りを楽しんだ帰りだった。此処の名物は、女将さんが手打ちする「夏風味エビ天蕎麦」だ。オロシ大根と山菜。大きなエビの天麩羅が二本も付いている。1,300円。

■お泊りお勧め料理。
信夫温泉の料理長は、和食をメインに修行した方です。その創作料理は、旬の食材の味を自在に操りながら調え造り上げる腕を備えています。是非、静かに時を過せる信夫温泉のんびり館にご宿泊の上ご賞味下さい。

露天風呂■何てたって露天風呂。
東北各地を旅する私は、行く先々で郷土料理と温泉を楽しんでいます。
専門的なことは分からないけど、湯上りの肌の感触だけは日記につけています。湯上りで、いつまでたっても大汗掻く温泉。抹茶色の温泉。乳白色の温泉。いろんな泉質がありますが、決してシャワーして洗い流す事はありません。なんか、温泉成分を捨て去るようで勿体無いような気がするんですよ!

信夫温泉の泉質は、少しだけ乳白色だが見た目は無色透明に近い。
一度だけ源泉を見せていただきましたが、湯花がビッシリと付着して管理が大変だと言っていました。
☆次回哀愁の旅路は「ふくしま磁器工房先達釜」を訪問します。[先達窯]前編[秘境の鼓滝]後編[鼓滝探訪]

※HPレイアウトは、全てドキュメントルポです。
アクセス:東北道福島西ICからR115土湯温泉方面.温泉街から峠超え女沼まで20分。
■福島県立美術館  福島県歴史資料館 福島市古関裕而記念館 福島市資料展示室 浄土平天文台 小鳥の森
■福島市民家園 原郷こけし群 西田記念館 四季の里  花見山公園 浄土平ビジターセンター