☆福島県ルアー&フライ木戸川サーモンフィッシング。

遊ぶ

遊ぶ

「木戸川サーモンフィッシング。」
     (福島県楢葉町木戸川河口)
 阿武隈山脈を水源にして、福島県楢葉町の太平洋に流れ込む木戸川がある。今の季節になると、大挙して鮭の群れが産卵のため遡上を開始する。以前の木戸川は、ヤナ場で捕獲して採卵したり、食べる事のみで釣り上げる事はできなかった。しかし、サケ資源の有効利用調査として、河川環境の保全と推進。関係機関による実行委員会を組織して、釣り人によるサケ有効利用調査を実施している。

 毎年の夏に、調査人として認定される釣り人を募集して、抽選の上選出される仕組みだ。今シーズンは、3千人以上の応募があった。抽選で、フィッシングライセンス(調査員)の資格を得た1000人近くのフィッシャーが、巨大なサーモンに挑んでいる。期間は、10月6日から11月5日まで実施される。調査時間は、午前7時〜午後2時までとなる。
フィッシングゾーンは、木戸川河口200m上流から、サケやな場下流200mまでの右岸区域(約750m)。釣獲方法は、ルアーフィッシング。フライフィッシング。餌釣り。(全てシングルフック)。釣獲尾数は、1日5尾まで。リリースは禁止。お持ち帰りは、二匹。

 昨年の前半は、水量も少なく鮭の遡上は遅れていた。しかし、今シーズンの木戸川は、初旬の台風降雨で、水量も豊富で大挙して遡上を開始していた。釣り人の総勢は、約30名ほどだったが、あちらこちらでロッドが満月になっていた。水戸からやって来た、ルアーマンが大奮闘していた。大物をヒットさせたのだが、ラインがどんどん引き出されて全く寄ってこない。一人では大変と、釣り仲間がタモ網を抱えてランディングしようと必死だ。ようやくキャッチしたのは、85cmもあるサーモンだった。

 一般的な使用ルアーは、18g前後のレッド系が多い。河口付近の川幅は、約50m程度だが水深は1m以内。川の中程までは立ち込めるので、フライフィッシングでもOKだ。中には、7番ロッドでヒットさせていた方を見受けたが、あっと言う間にラインは引き出されてプッツン。幼稚園児?も頑張ってみたものの、川の中に引きずり込まれそうになってしまった。 鮭対応ルアータックルは、9Fミディアムロッドに12£ライン150mは必要になる。フライタックルなら、9F#8番以上。12F。0X(3号)リーダーは必要となる。

アクセス:常磐道いわき広野ICからR6経由約10分。
●利用料金:1日券:6千円(昼食付)2日券:10,000円(2日分昼食付)
●来年度申し込み及び問い合わせ。
 〒979−0696福島県双葉郡楢葉町大字北田字鐘突堂5番地の6
 木戸川サケ有効利用調査実行委員会事務局(楢葉町役場 産業課内)
 TEL:0240−25−2205 

<サケ祭り味堪能と紅葉の温泉旅>
サケ釣りは限られた釣り人だけだが、直ぐ近くでは漁協主催の鮭祭りが開催されている。秋味をいっぱい食したら、R288沿いに流れる熊川源流「玉の湯自然温泉」が、お勧めです。
「玉の湯温泉」:福島県双葉郡大熊町(288号線沿い)。

福島の釣りと温泉旅楢葉町HP ●福島県のHP:県内全域の観光情報。