郡山味の散歩道
「とんかつ なには」郡山市朝日町
福島県のド真ん中に位置する郡山は、東のいわき市から西の会津へ。
南の白河市から、北の福島市へ至る中央部に位置している都会である。
人々の往来の激しさからか、山の味と海の味が混ざり合い独特の食文化を反映させている。
特に、郡山市は「とんかつ屋」と「ラーメン店」が一際多い。
全国チェーン店から拘りの店舗まで、郡山味の散歩道を訪ねてみた。
「味の散歩道PART_1」とんかつ屋は、郡山市朝日町にある「とんかつ なには」です。付近には、今泉西病院や郡山郵便本局。市役所や官公舎などがある。ランチタイムのカツ弁当は、お店で戴く味と全く変わらずサラリーマンに大人気。PM:6:00からは、夕食時間となるので、勤め帰りから家族揃っての客層になる。
この店の人気の秘密は、「豚肉。野菜。米。」其々が厳選した県内産食材を取り入れている事にある。中でも、とんかつ屋の拘りである豚の肉質は、柔らかで肉層にムラが無いから食感がいい。とんかつ”には欠かせない盛り合わせキャベツは、毎朝採り立ての地物を使うので、ほんのりした甘さとみずみずしさがシャキッと新鮮。
●「なには」お勧めは、ヒレとんかつ定食1,400円です。お膳レイアウトは、ヒレとんかつ3ブロック。千切りキャベツ盛り。サラダ。トマト。おしんこ。季節の味噌汁が付く。とんかつは、衣サクサクでパリッとしているが、肉の中身は柔らかくジューシーです。
「なには」のご主人(難波修次郎さん)に、そのカツ揚げの心得をお聞きしたら、新しい風味の油は多めにして取り上げるタイミングが全てとか。とんかつに合うご飯は、地元の「ひとめぼれ」を使用している。そのご飯の粒は、一粒ずつ立ち上がるように炊かれているから、油物にもさっぱり感がありマッチしている。
<拘り度>
揚げ油温度:180度。パン粉は特注品。
使用油:32年間サラダ油。ソースは自家製32年物。
福島県産の豚肉。生肉を毎日市場から仕入れている。
<アクセス>
郡山市朝日町2-19-12 TEL:024:933:6666
営業時間:AM:11:00〜PA:20:00
●ランチタイムはPM:3:00まで。 定休日:毎週日曜日。P:5台)
●とんかつ なには
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