岩魚釣りと蕎麦の旅
(福島県南会津舘岩村)
■阿賀野川の源流となる尾瀬周辺は、数百年の歴史を刻む広大なブナの樹林帯である。其処には、桧枝岐川と舘岩川が交差する岩魚トライアングルが存在する。 岩魚が生息する山岳本流と、それらを支える支流群が幾筋も展開する。岩魚は、その呼び名の通り岩に潜む魚だ。大岩のエグレや倒木の下が狙い目となる。
最初に入渓したのは、桧枝岐川の中流部だった。目の前の山には、大量の残雪があり水量も豊富だ。激しく落差する大岩から瀬尻付近。巻き戻しの流れに、5gスプーンを流してみた。暫く上流に遡行した小さな堰堤。ここでは、一発目に尺上(38cm)の黒い岩魚がストライクした。
急ぎ撮影して、弱らない内に素早くリリース(放流)しました。 舘岩村を流れる舘岩川本流。これからの季節は各支流が狙い目となるが、大きなプールや深み狙いなら3g〜5gスプーンで尺上岩魚にチャレンジも面白い。
鱒沢。湯ノ花川。木賊温泉地内を流れる西根川も、岩魚の魚影も濃く魅力的な渓流だ。定期的に、岩魚の成魚を放流しているとか。疲れたら、湯の花温泉。木賊温泉。の渓流筋には、天然温泉が湧き出している。宿泊はもちろんだが、共同浴場も各所にあるのでお勧めです
「曲家そば処」木賊温泉から、R352湯の又温泉に向かう途中の国道沿いに、大きな曲家がある。この周辺には、昔ながらの佇まいを残す前沢集落が見られる。この曲がり屋は、最近開店した蕎麦処だった。屋内に一歩はいると、極太の桁や梁が組み込まれていた。注文したのは、天ザルそば。
さっそく運ばれてきたお膳は、少し黒っぽい蕎麦と野菜の天麩羅。豆腐。漬物でした。
蕎麦の歯応えは、切り角も残りしっかりとコシが立っていました。程よいツヤもあり、喉越しも満足でした。
●そば処曲家:南会津町前沢
TEL:0241-78-2340
南会津町舘岩観光協会:TEL:0241-78-2546
●アクセス:東北自動車道西那須野塩原IC〜R400.R121.道の駅田島経由R352
●南会津西部非出資漁業協同組合舘岩支部:0241-78-2110
●一日入漁券: 要確認。(C&R区間もある。)
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