<秋田県阿仁前田>  阿仁川支流小又川FF紀行
 「ヨシ爺の杣温泉と釣り旅日記。」
■秋田マタギの技が、今に残る森吉山麓の阿仁町。
奥羽山脈を水源とする阿仁川本流が、マタギの里から米代川へと流れ込んでいる。
その支流域に、森吉ダムから流れ下る小又川がある。 今回は、気ままな旅と洒落込んで、フライロッドを車に乗せて(オンナじゃない!)ブラリと釣りに出掛けた。

■杣温泉杣温泉
森吉山北麓の小又川を渡ると、山里にひっそり湧く一軒宿の温泉がある。湯は54℃、適温の石膏泉が豊富に湧き源泉掛け流しの湯宿だ。派手な自然は無いが、逆に手付かずの自然・原生林に親しむ事ができます。太平湖から遊覧船で行く小又峡や、花の百名山で知られる森吉山麓にはたくさんの名曝が見られる。

■赤水から玉川温泉への縦走路もある。
発見は享保2年(1717年)、湯の沢に湧くことから湯の沢温泉と呼ばれたが、現在は大正から経営している杣家の名から杣温泉と呼ばれているらしい。何のコンタクトもしていなかったのだが、イブニングチャンスに夢中になり川でコケた。びしょ濡れの上、お供が温泉に入りたぁ〜い。何て抜かしたモンで、一夜の宿をお願いした。
同宿の方々から、美味しいアユの塩焼きを戴きました。
■随想。
旅の想い出は、自由気ままに訪れた街に紛れ込む。誰一人として知り合いも無く、全てがグレーな気持ちになれる。俺は、そんな空間が好きなのだ。
源泉:ナトリウム・カルシウム・塩化物硫酸塩泉 54℃ 無色透明効能:動脈硬化・切り傷・火傷・慢性皮膚病・アトピー・皮膚病 飲泉と効能:可、一日コップ7・8杯飲んでも大丈夫。慢性胆のう炎・便秘・糖尿病・痛風





■青森県鯵ヶ沢町〜マタギの里に。。
日本海沿岸を西に走り白神山地を抜けて、何故か秋田県に向かう。
決まった目的も無く米代川流域を下りながら、やがて阿仁前田に到着。この辺りの渓流筋は、何処を覗いても綺麗な流れだった。悪戯に、ドライフライをショートキャストで投げ込んでみたら、一発で水面が盛り上がった。

マタギの食料。
心臓がドキン!として、ビックリ拍子に向うアワセでフッキング。誰も見ていなかったからいいものを。トンでもなくオッパズカシイですよね。一応。フライキャスティングの先生だから。

■森吉山地。
オービス7F#3ロッドに、カディスタイプの#14番ドライフライをセット。川幅が狭くなる桐内地区付近からキャストを開始した。
藪に阻まれては、車に戻り。車窓からポイントを見つけては再びキャスト。

美形ヤマメ。
■最初の内は中々ライズが無かったが、落ち込みが連続する辺りからヤマメが姿を現してきた。20cm前後の小振りなれど、いい感触が伝わってくる。秋田美人をそっと抱いてやると、若かりし頃を想い出します?



■夕マズメ狙いに、ダムの吐き出し近くまで遡行したがノーヒット。

ヤマメ
少し下がって、杣温泉に通じる橋下プールを狙う。
やはり選択は、ベストだった。
何と。ファーストキャスト一発目にボイル。
又しても、幅広の美形ヤマメ。ブナ林から滴るフレッシュウォーターに磨かれているためか、鮮やかなオレンジの帯が浮き出していた。

 「静かなお宿」
■まさか、この山奥に活気ある木造伝統建築の宿があるとは思ってもいなかった。
川魚料理。しかも山菜やキノコも自分で採ったものしか出さない。手に入らないものは中央市場で吟味して仕入れるという拘りの宿だった。冬はマタギでもある親父さんが熊やキジ料理をご馳走(特注)してくれるとか。

■阿仁川天然遡上鮎情報
7月1日解禁、阿仁前田の中河原でオトリ・入漁券買えます。
宿は杣温泉。ポイント教えてくれます。小又川は森吉ダムの放流によりますが、たくさん遡上、サイズも期待できます

私達も、同宿のお客さんから美味しいアユの塩焼きをいただきましたよ。
客室数・収容人員
和室10室、40名様収容。
秋田県 森吉湯の沢 杣温泉
〒018-4511北秋田郡森吉町字森吉川向湯の沢7
TEL:0186-76-2311 FAX:0186-76-2311
鯉・山菜料理。
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