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<野フジのフラワーバスケット> ◇野フジ(山に自生する藤)を芯材とします。 屋外に置くバスケットなので、雨ざらしでも数年使える野フジ(8mm前後) 3×3本を心材にしています。 根締め素材は、フジの皮を剥いだものを使用。 アケビの細材をザル編みして、芯材をバランスよく配置します。 普通なら芯材を1本カットして奇数(11)にしますが 写真では逆に1本追加(13)して奇数にしています。 (ただの気まぐれ!) |
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<飾り巻きと立ち上げ> ◇根締めには、茶褐色のフジの皮。アクセントには、アケビ素材。 そして飾り素材は、野フジを裂いて色合いを出しながら捻り(二本)編みしています。 底編みが完成したら、芯材を折り曲げながら立ち上がりのクセをつけます。 言う事聞かない?素材は、強制的に曲がり目を柔らかくしながら馴染ませる。 編み材を二本にして、捻りながらしっかりと立ち上げていきます。 この際には、芯材のバランスを考えて編みこまないとズッコケマス!! |
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<カゴ胴壁編み> ◇カゴの側壁となる胴部分は、少し太めのアケビ素材を使用して二本編。 心材の間隔が、広いようでしたら二回捻りでもOKです。其処は適当に! 全ての側壁を編み込んでしまうよりも、 少し空間を空けるか飾り編みをするといいかも。 全て編みこんでしまうと只のザルになってしまいます! 同じ素材や色で統一するよりも、多少彩りを加えた方が飽きない。 |
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<飾り編み> ◇縁取りをする前に、3本編み剤を使用して飾り編みをします。 この方法は、内側の芯材には一本掛け。 外側の芯材は二本掛けにします。 言葉ではややっこしいですけど、要するに互い違いに交差するだけなのだ。 どうしても分からない時には、練習あるのみ! カゴつくりは不思議なもので、適当に巻きつけていても何とかなるんです! 自分の個性ですから、勝手にやって下さい。 私もそうだったけど、その内きっと上手くなりますから。 気長に絡みつけて下さい!! |
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<縁飾り> ◇最後の仕上げは、縁取りをどうするかです。 取っ手をつけるのか、飾り編みをするのか迷ってしまいます。 今回は、初めての方でも簡単にできる編み方を伝授しますからね。 3本編みで上部まで編み込んだら、しっかりと最後の素材を差し込んで終了します。 上部の縁は、アケビの(赤芯)を使用します。 ◇ホームセンターなどで、安価に販売されている葛を使用したカゴは確かに手頃ですが、茶褐色のタダのカゴ。何の魅力も無いでしょうけど、多種な蔓素材で巻き上げたカゴは素晴らしい見栄えとなってガーデニングの楽しさを倍加する事でしょう。! |
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<底の仕上がり> ◇冬場に採取した素材は、水分が少なく乾燥には強いバスケットになります。 鉢植えを入れてたまま水掛けしても、強靭ですから容易にガタつく事はありません。 蔓採取に際して。 揚水が始まる3月頃までに採取してください。 水気がありますと、作り上げた数ヶ月後には乾燥してヨレヨレになりますからね。 冬場に採取したら、日の当たらない場所に保管して置きますと1年間は使用できます。 余りにも硬い時には、微温湯に浸してシワ伸ばし?じゃなかった、水分補給してから編みこむ事!! ●素材の関係で、6月末頃で園芸教室は終了です。11月から再開致します。 |
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