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<2003”5月> ◆個性派俳優。中本賢さんを隊長に、猪苗代湖の南西に位置する福良地区の田んぼで田植えをおっぱじめた。今では殆どが機械植えなので、農家の方でも手植えは余り見られない。私は農家の出だから、手植えの経験はあるけれど賢さん初め、飯野雅人(KFBアナ)。笠置わか菜(KFBアナ)。の3人は初体験。 これが又、トンでもない事態に! ◆普通なら、田植え用の長靴を履くのだけれど、我々が着用したのは普通の長靴だった。そして田んぼは、チョッと深めの湿地。最初にコケたのは、ご存知ガサ入れ娘の若菜ちゃん! 前に進もうにも、足が抜けないのだぁ〜! 何とか脱出しようと、もがけばモガク程深みに嵌ってしまう。 助っ人の私が、手を引っ張ったら足だけが抜けてしまった! 長靴だけ泥の中? 「詳細はこちら」 <小事飯> 田んぼの畦道で楽しい昼食。 ◆一昔前までは、田んぼや畑で一仕事した後に一服。 この時に頂くのが小事飯です。季節折々の料理だから、春には決まってタケノコとニシンの煮物が多かった。この辺りでは、煮物にサバ缶を入れるとか。 ◆今回は、斉藤さん御一家の協力で楽しい一時を過ごさせて頂きました。後は、10月の収穫の時期を待つだけだ。因みに、その後の面倒は、斉藤さん任せと手抜きとなりましたけど。 |
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<舟津川の産卵ウグイ6月> ◆猪苗代湖に流れ込む随一の清流が、舟津川です。 湖水は、酸性質(PH5)なために大型魚(トラウト)は殆ど生息していません。しかしながら、ウグイだけは自然産卵しています。 ◆標高1000m足らずの峰々から、流れ下る清流は20数kmしかないが、スナヤツメ。イトヨ。ウナギ。フナ。ヨシノボリ。コイ。イワナ。ヤマメ。モロコ。タナゴ。等、豊富な魚種が生息している。 この地区で、昔から行われていた漁法がマセ漁だった。遡上してくるウグイが、産卵できるうに、シガラを組んで流れを堰き止め、下流の砂利を洗い産卵床を造る。そこに投網を打ち込んで一網打尽にする寸法だ。 ◆今回お邪魔したマセ主(佐藤さん)は、三代に渡ってマセ場を受け継いできたと言う。昔と違って、毎年遡上魚群が少なくなってきたと話していた。 ◆ 我々ガサガサ隊も、自分たちでウグイの寝床を作り、産卵の様子を水中カメラで撮影しようと試みた。 撮影機材は、賢さんの手作りカメラだ。これが見事に大成功。産卵シーンがバッチリ!! ここの川のウグイは、不思議な事にどれもが同じサイズ(10cm)だった。ここの名物は、アカハラの天ぷら。 一度炭火焼してから、空揚げにすると凄く美味しい。 川辺で、焼き魚を御馳走になりながら、賢さんがギターを弾き語り。 もちろん曲は、ガサガサ隊のテーマ曲ブンブンだった。 「詳細はこちら」 |
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<長瀬川源流探検。7月> ◆紺碧の湖と称される色彩の原点は何処なのかと、ガサガサ隊4人のメンバーは探索に乗り出した。修学旅行?気分で遊覧船白鳥丸に乗船。確かに、湖水の色はコバルトブルーだった。 長瀬川上流でガサガサ。 裏磐梯の湖沼群から流れてくる河川だが、イワナやヤマメの釣り場として人気がある。見るからに、小魚も多いようだった。用水の落ち込みをガサ入れすると、クチボソやアブラハヤがワンサカ捕獲できた。賢さんが、何かを見つけたようだ。今では珍しくしくなったホトケドジョウを発見。 <小魚の観察> ◆葦が生い茂る緑色の川とは反対に、茶褐色の河原(酸川)の流れ込みを目にした。 異様な雰囲気の中で、何回もガサガサを試みたが水生昆虫の姿は何も発見できなかったのだ。酸性度を計測してみると、PH4の強酸性。これでは、生物なんて居るはずも無い。 川石には、苔さえ生えていないのだから。これが原因だとばかりに、更に上流目掛けて出発する事にした。 ◆沼尻温泉スキー場から、安達太良登山道を登って行くと白糸の滝が現れた。 この滝は、まさしく温泉だった。更に上流域に分け入ると、その様相は一変。 黄色く変色した硫黄が剥き出しになり、硫化水素ガスが立ち込めていた。 まるで地獄の釜のような光景だった。 因みに、この周辺は立ち入り禁止(取材は了解済み)となっていますが、河原を掘って露天風呂気分で入浴する豪傑(女性)も居るとか? ◆「詳細はこちら」 ◆[ガサガサ隊のコンサート] ◆NEXT |
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<<ロケ顛末記。>> ◆ガサガサ隊の趣旨は、忘れられつつある日本の郷土に土着した野遊びの楽しさを紹介しながら、県内各地に生息している水生昆虫や雑魚の生態調査を兼ねています。 ◆いい歳こいた爺サマが、好き好んでタモ網担いでドジョウすくいしているのではないのだ。 水辺から離れてしまった子供達に、身近な場所で生息している小さな命でもある水生軍団の存在を認知して欲しいからです。 |
このHPは、ヨシ爺のOriginal .Magazine です。 ガサガサ隊のテーマ曲「男は帰れない!」聴いてケロ!