TROUT DCUMENTS LURE FISHING    
中禅寺湖このページは、湖と本流のビッグトラウトをターゲットにしたLure&Fly Documents Fishingです。栃木県日光市。男体山の麓にトラウトフィッシング発祥の地とも言われる中禅寺湖が有る。私は、この湖に棲息しているレイクトラウトに魅せられて早30年、毎シーズン入梅期に通い続けている。
「中禅寺湖のレイクトラウト」
      Lure Fishing Documents。 
レインボーのファイトでもブラウントラウトの美貌でも無く、何故レイクに拘るのか不思議に思う方もいらっしゃるでしょう。何故と言われても返答に困ってしまいますが、あの奇抜な紋様と湖底に潜む魚体が気になるのです。
「遂に、5匹目の70cmオーバーをゲット。」
八丁出島ワンド。

「タックルとルアー」
6,6Fのベイトロッドに、6ポンドライン150ヤード。ルアーは12gオリジナルカラー。パープル&グリーン。レッドはワンポイント。

「ヒットルアー」
12gダムサイトファイアーオレンジ。
レッド&グリーン。ゴールドラメ入り
はブラウントラウト用。
6月の梅雨雲が深く垂れ込めるAM:6時前、八丁出島の民宿ワンド(ムジナ窪)からキャストを開始。一時間後、松林の付近で、45cmのブラウンがファーストヒット。小さいながらも、足元でのファイトは抜群だった。

阿世潟ワンド。
「キャストポイントのチェンジ」
午前十時頃、風方向がサイドから周り始めたので、キャストポイントを出島の南側(阿世潟)ワンドに移動した。
■ムジナ窪ワンドの風が、沖合いから停泊地に抜けて来たので、キャストポイントを反対側の阿世潟に急遽変更した。湖のキャストでは、岸辺に対しての吹き上げならいいのだが、追い風や横から吹き抜ける風だとヒットアクセスは遠くなる。
■これらは、春ゼミや小魚の群れが沖目に出て行ってしまうからだと思う。ワカサギの習性も、風上に頭を向けるからだ。無風の時でも、水面には変化が起こる。風の方向と、岸辺の立ち木や倒木等も影響するので、キャスト範囲を把握して置く事も大切。
フィッシュオン。
「藻と岩場の筋目でヒット」
■反対側のキャストポイントに移動して、約30分経過。
いきなりオリジナルスプーンに、喰らい着いた奴がいた。ここは、レイクの着き場だと言うことを知ってのキャストだから相手は見えている。

ずっしりと重くのし掛かる深い手応えが、グリップに突き刺さった。その反動を利用して、強くフックアップ。奴は、レッドヘッド&グリーンを決して離さなかった。


レイクのヘッド。
「レイクの横顔」

魚体全体はスマートだが、この顔付きだけは獰猛だ。歯並びも鋭く、注意が必要
魚体がようやく横を向いた。
「トラウトの魚体が横転」
「猛然とファイトしたレイクトラウトだが勝負は早い」
ハンドメイドルアー。
「レイクヒットカラー」

レイクトラウト用ヒットカラーは、ブルー&パープル系とグリーンが多い。必ずワンポイントレッドを入れてあるから、ウォブリングすると血の流れに見える。10g/850円


ランディング。
「ランディングに失敗」
どうにか引き寄せに成功。
ちょっと油断して撮影していたら、レイクが最後のモガキとばかりに反転。この時ネット枠にフックが掛かって、魚体が飛び出してしまった。
ハンドキャッチ。
「ハンドキャッチ」
ネットに掛かっていたフックを見て二度ビックリ。
レイクの口には、皮一枚だったからである。とっさに素手でハンドキャッチしてしまいました。私は何時もドジを踏むんです。
遊ばずに、スムーズにキャッチしましょう。
■湖のセレクトルアー販売中です。
レイクをゲット。
「遂に、5匹目の70cmオーバー」
<ドタバタ劇で、ようやくキャッチした時の笑顔デス!>
トローリングでは無く、キャスト&リーリングでヒットしなくては、ルアー製作者として意味が無い。これだけに拘って、キャスト&キャスト。もっとも鉄板投げて魚を釣ろうてんだから、虫が良すぎますよね。だから、自分の心模様をブレードにカラーリングして、魚に見せる。相手が誘いに乗るかどうかの、マッチングゲームだと思えば楽しくなるでしょう。
「ルアーフィッシングは、頭のシュミレーション」
■キャストしたルアーが、水面下に没してもルアーを見失ってはいけない。カウントダウンのウォブリング(横揺れ)。リーリングアクション。湖底の読み。これらの感触をグリップに感じながら、神経を集中する。これが極められれば、もっともっとルアーキャスティングが楽しくなるでしょう。でも、ヒットしなかったら、それは貴方に似合うトラウトが不在だっただけなのです。