「山形県寒河江川 FLY FISHING」
SAGAERIVER FLY FISHING IN YOSHIO.W
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大井沢手打ち蕎麦寒河江リバー<山形県大井沢>
寒河江リバー

「山形県西川町大井沢」
霊峰月山の麓には、清らかな水に支えられた美味しい食べ物がたくさんある。私は、1980年から釣りの取材で時折訪れるのだが、帰りの車には漁獲ならぬ美味しいそばを堪能してから、月山ワインをお土産に帰参する。

大井沢地区を流れる寒河江川には、早春期の残雪に埋もれた岩魚と山女魚。新緑が映える川面の揺らぎ。川霧が湧き立つ夏の朝。ナナカマドが彩る柔らかな秋の陽。
ここに引き寄せられるのは、季節の変わり目の表情が凄く印象的なんです。今シーズンの夏場は、例年になく雨の日が多かったが、川霧のRIVER SIDEを求めて旅してきました。






<夏の朝はドライFLYが好き>
ドライでキャスト夏場でも、寒暖の差が著しい奥羽山系山間部。
大井沢部落周辺を流れる渓流筋からは、水面から湧き立つ霧が確認される。トラウトにとっては、水温が抑えられて活性が漲り最高のコンディションとなる。


C&R区域となる、二ツ掛け橋少し上流付近から入渓した。水生昆虫の状況を観ようと川石を数個剥がしたら、トビケラ類とカワゲラ類が多く見られた。最初に使用したフライタックルは、オービスセブンスリー(7.2#3)だった。
普通なら、本流ロッド(9F#5)を選定するのだが、今回は川面に突き出す小枝下のスモールポイントをドライで狙いたかったのだ。


リーダーは、トップループがオープニングしやすいように9F5Xをセット。セレクトフライは、一番好きな(魚ではなく私が好きなだけ)カーフボディーをトッピングにしたロイヤルコーチマン#14。
ファーストヒットは、直ぐに訪れた。本流からの流れが分流したカーブ際だった。10m程キャストして、グリップにラインを挟もうとした瞬間。パシャり!!そのトラウト?は、いとも簡単にお出ましとなりました。ナ、何と!ウグイだったのです。
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「サマートラウトの隠れ家」
夏の朝<夏の着き場>
気温が上昇する夏の着き場は、ズバリ日陰である。
日陰と言っても、陸地の木立だけが日陰になる訳ではない。川の中の沈石にも日陰はあるんですよ。私も昔、テンカラ師に教えてもらったんですが、ある日養魚場の池でテストしたら、間違いなく暗部に寄り添いましたデス!


トラウトに限らず、魚類は境目が好きなんですよ。
@身を隠せる。Aエサが滞留する。B流れが緩やか。等が考えられます。これらの判断は、川面からも見分けられますよね。


本流には、様々な渓流が存在する。
詰まり、一つのポイントが数10mもある本流とは別に、流れが分派していたり大石がゴロゴロしている荒瀬。これらは、渓流のポイントとして判断すると意外に面白いゲームステージをセッティングできる。



<寒河江川の魚種>ヒットだよ!

寒河江川には、イワナと山女魚の他にレインボートラウト。コーホサーモン等が棲息しています。
今回は、イワナとレインボーだけでしたが、半日足らずで5匹と半のヒットに恵まれました。半とは、モチろんウグイ君です!決して外道ではアリマセン。何故って、あの瞬間はドキットしたんですから!

採石場近くの、チョークストリーム。
15ydほどキャストして、直ぐにラインリーチ(フライが不自然な流れとならないように)を加える。急な雨模様で、薄暗かったがホワイトウイングはよく見えた。2m程流下したところで、ボソッと水面が盛り上がりフライが吸い込まれる。さて其れからが大変でした。
その時のFFタックルは、ド渓流用だったからです。暫く遊ばせて耐えていたが、流れに巻き込まれないように寄せに入った途端プッツン!アイツは、何だったんだろうか。まさか、スレだったりしてね!


このポイントでは、粘りにネバって3匹のヒットに恵まれた。
しかし、35cmのレインボーを筆頭に、全てのサイズが未成年。
是では、育成条例に引っ掛かってしまいます。早く大きくなってくれと、ポイントを上流に移動した。

遊魚券は:上島橋の袂に自販機がありますので、早朝でも購入できます。
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<みちのくフライ旅>  もっと大きくナァレ             

この夏は、借金取りから逃れる為「みちのくフライ旅」に、一人でブラリ出掛けました!岩手や山形では、地元の知人から案内されて、デカイ!チイサイ?は別にして楽しい旅となりました。                            
特に、地元ならではの味が楽しみなんです。喉越しのいい手打ちそば。中には、ゴソゴソとした縄?みたいなお蕎麦もありましたけど、其れが郷土に生まれ育った料理なんですよね。

目印は、そば暖簾ですよ
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