<関脇おんばさま物語> 

紺碧の猪苗代湖と安産祈願「関脇優婆夷堂」うばいどう関脇おんばさ
「せきわき うばいどう」
 昔、岩館の城主は麓山神社に子宝が授かるように祈願して、ようやく妻が身ごもりました。出産を迎えたが、なかなか生まれず七日七夜苦しんだそうな。妻が優婆夷の神に祈ると、何処からか老婆が現れ産婦の腹をなでると安産できました。
しかし老婆は、霞のように消え失せました。妻は老婆の姿を描かせて寝室に祀りましたが、それを聞き伝えて御参りの人が増え、山の上に移しましたが山上では不便だということで、今の場所に堂を建て石像を刻み祀り直すようにしました。
ご本尊:如意輪観音 猪苗代三十三観音第11番札所です。
御詠歌「父母の恵は深し菱川の  流れ絶えせぬ後の世までも」
(ちちははのめぐみはふかしひしかわの ながれたえせぬのちのよまでも)
※長女は、飯豊山上の姥権現様。次女は、山都町相川の早鳥居のおんば様です。






◇関脇おんばさま
969-2273 福島県猪苗代町関都字関脇
関都駅出口から徒歩約11分(道案内) 路線
上戸(福島県)駅出口から徒歩約45分(道案内) 路線
川桁駅出口から徒歩約47分(道案内) 路線
TEL: 0242-62-2048
開戸:土日祝、毎月16
HP: https://www.bandaisan.or.jp/sight/sekiwakeubaido/ 


  <猪苗代湖志田浜)>  <沼尻鉄道の窓辺>



「押立温泉さぎの湯」
早朝から半日歩き回って足腰もヨレヨレでしたので、天然温泉に入ろうと押立温泉に向かいました。昔は、住吉旅館。山形屋。さぎの湯の3軒が営業していたが、現在ではさぎの湯旅館だけが残っていた。後継者不足やいろいろな事情があるとは思うけど、会津磐梯山の大自然の中での湯治宿。昭和ロマンが寂しくなります。
さぎの湯は、ナトリウムイオンが強い単高塩泉です。この泉質は、筋肉などの疲労回復に効果があります。安政2年開業の湯治宿ですが、猪苗代歴史街道旅。磐梯山登山の定宿として人気があります。

◇押立温泉さぎの湯旅館
福島県耶麻郡猪苗代町
969-3286 福島県耶麻郡猪苗代町大字磐根字佐賀地2557
翁島駅出口から徒歩約37分(道案内) 路線
EL: 0242-65-2515
http://www.saginoyu.biz/ 



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