<請戸川のサーモンフィッシングと葛尾村せせらぎ荘> 

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「請戸川サーモンフィッシング。」
 (福島県浪江町請戸川河口)

■東北一を誇る鮭ヤナ場を持つ請戸川(泉田川)。今年も、サーモンフィッシングが始まりました。福島県内には、木戸川と請戸川の二河川が限定解禁(応募当選者)されている。木戸川のフラットストリームに対して、請戸川河口は変化に飛んだフィールドになっている。

釣り場は、請戸川橋から下流域500M地点までだが、この中には大きなカーブが3箇所ある。産卵を控えた鮭は、一気には遡上せずに、体調に合わせながらポイントに沿って休息しながら遡上する。そのカケアガリポイントこそが、ヒットアクセスになる。他にも、ドン深の流芯が二本続いているので、ルアーフライフィッシャーにはベストポジションとなっている。

■取材日は、早朝だったが、フライフィッシャーが8名。ルアーフィッシャーが7名。他餌釣師。18名の釣り人が既に立ち込んでいた。その釣果をチェックすると、ダントツ河口側の第一カーブに軍配が上がった。体長も70cmクラスだ。その殆どがダブルハンドフライロッド。ST(シンキングヘッド)ライン。セットフライは、#4サーモンフライだ。

■スペイキャストで、20Mほどキャストする。ダウンクロスでリトリーブしながらアタリを待つ。ガツンと来たら、一気にロッドアップ。このアクションで、鮭の硬い口元にフックを突き入れるのである。この操作が甘いと、ジャンプ一発バレてしまう。埼玉県から遠征ルアーキャストで頑張っていた板倉章さん(35歳)。ルアー歴は2年。今回のサーモンフィッシングは初挑戦との事。しかし、18gのスプーンルアーをキャストする14ポンドラインは、ストレートにシュート。リーリングは、テップアクションを加えたヘッドアップ法。10分ほどして、見事にストライクさせた。11月11日が最終日。一日券:6,000円。

●隣接の漁協売店では、新鮮な鮭の販売が行われている。11月3日はサケ祭り開催。近くのテントサイトでは、大堀相馬焼き展示販売されています。福島市。郡山市方面に帰路の際には、請戸川渓谷の紅葉も見頃。お勧め温泉は、葛尾村のせせらぎ荘があります。

●アクセス:常磐道富岡IC〜R6号線経由
●調査問い合わせ。
最新情報要確認
請戸川サケ有効利用調査実行委員会
事務局(浪江町役場産業振興課内)
〒979-1592 福島県双葉郡浪江町大字幾世橋字六反田7-2 TEL 0240-34-2111 
●泉田川漁業協同組合 TEL0240-34-5409

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