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<チョウザメロード>日曜はチョウザメと戯れ。
みちのく白河の関近くに、広大な森に囲まれた古代魚が住む沼がある。
その名は、日曜村。敷地面積は、10ha(東京ドーム二個に相当)もある。
湧水を利用したポンドは、二つに分けられていて1,500u程の広さ。そしてこの中には、100匹以上の古代魚シロショウザメが潜んでいるのだ。
東北道白河ICから、R4を経由して白河の関方面に向かう。
ようやく辿り着いたその山道は、行く末を暗示するように急な登り坂となる。
原生林を思わせる、数百本の巨木が立ち並ぶ山道が続く。待っていたのは、山崎彰彦さん日曜村オーナーだ。たった一人で日夜森の中で奮闘。藪を刈り払いファイトステージを飾り付けているのだ。
ファイトタイムは、4時間。そして相手となるファイティングフィッシュとは、全長1m50cm。体重は20kgオーバー。日本最大の淡水魚シロチョーザメである。 |
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「怪魚との格闘」
この古代魚のパワーは、全身が筋肉質で覆われて子牛程にも匹敵する怪力。
それ故に、釣り人側には強靭なロッドとライン10号。極太ハリスが認められている。
国内では、利根川周辺でのハクレン釣りが行われているが、同じタックルならOKだ。
チョウザメの口は、先端ではなく下部に位置するので餌の投入は沼の底になる。
古代魚ながら、絶滅もせず是までに生き残ったと言う事実は、何物にも増して知的だからだ。駆逐する極意は、餌を投入して攻めるより待つ事だ。もし、相手が挑発しても耐え忍ぶ。その内きっと、相手から大きな誘いのシグナルが点灯する。 |
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<擬餌鉤で狙う>
チョウザメの遊泳は、昼間よりも夜の方が活性が高いと言われている。
しかしながら、夜釣りをする訳にも行かないからチト工夫が必要である。
流れに沿って回遊する習性から、Dダイバープラグなんか効果的と思うのだが定かではない。
ヒットアクセスは、リーリングのアクションとスピードが決め手になる。
底にぶつけたら静かにリーリング。ロッドアクションを小刻みに加えながら左右に振り込んでみる。
トラウトのように、一気に食い込まないのが特徴だ。
アタリがあっても其のままにして置く。ホットけメソットで、咥え込みの感じを把握しながら大きく合わせるのである。忍耐が肝心かな!
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<チョウザメの習性>
取材初日は、ヒットに巡り合わず仕舞いだった。
が、どうしても怪魚の爆発力を実感したく、主様に頼み込んで古代魚を抱いて頂いた。もちろん、簡単には魚体に触れる訳には行かない。激しく抵抗する魚体を、時間を掛けて水温を低下させ落ち着かせる。
そして両手に持ち上げ様とした時、尖った上顎と尾鰭で大暴れ。
もう必死で抱きとめる以外に、術は無かったのである。
時として爆発力は強暴だ。ヒットサイズが10s以上のモンスターだったら、30分以上の死闘となるに違いない。そのドラマの続きを見たかったら、自分で体験してみるがいい。
アクセス。「日曜村チョウザメ倶楽部」
福島県西白河郡表郷村大字小松字横峰10−10
東北道白河ICからR4.R289を経由して住友ゴム白河工場前を右折。看板あり
営業:水。土。日。(一日一組予約制)料金:一人半日(4時間)一万円。
レンタルロッド:1,500円(餌はイカ切り身。練り餌。持参する事)
0248:22:2519(留守電)
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<野遊び塾>
広大な日曜村の雑木林に、ポツンとツリーハウスの造り掛けが一棟。
オーナーに聞いてみたら、友達のツリーハウスだと言う。
もしかして、希望者がいれば増設も可能なのかと伺ったら考えときますとの事だった。
その言葉にはOKと言う面影が。私も是非、ブッシュハウス?を造りたい。
皆さんも、ご一緒にいかがですか。オトコの隠れ家をネ。
この森には、オーナー手造りの展望台とステージがある。
未だ未完成だったが、300人程度なら野外ステージでコンサートなども可能だ。
展望台からは、那須連峰が一望できますよ!夜景もいちだんと綺麗だとか。ブッシュハウスに夜景となったら、必然とオ.ン.ナ.も必要だろうが...。
ブッシュ頭に、毛が3本の爺さまではそうも行きませんワイのぉ〜!
☆このHPは、ヨシ爺のORIGINAL WEB MAGAZINEです。
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