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昭和浪漫街道
日帰り温泉(福島県郡山市のんびり温泉)
◆最近何かと話題になるのが、昭和30年頃から50年代の活力あるニッポンの姿です。街工場はどこも忙しく仕事に追われて、一歩裏通りにはいると駄菓子屋。乾物屋。雑貨屋等が、びっしりと軒を並べていたものである。最近TV(NHK)などでも、流行歌から演歌の時代を「日本の歌」「昭和の歌」そして「フォークソング」特集など度々放送している。その当時の主役でもあった団塊の世代が、長い役目を終えて当時を振り返ったとき、心懐かしく思っている方が多いのではないでしょうか。
駅前の映画館に行く時。通学する時。仕事場に通う時。よく乗ったのがボンネットバスだった。時速45キロ。ガタガタ揺れながら凸凹道を走って行く。もちろん暖冷房設備なんてものは無い。何故か不思議と、寒くも暑くも無かった気がする。今思えば、懐かしい光景が蘇ります。
◆そんな幻の光景が、福島県郡山市三穂田町で見てしまった。
車体の塗装は新しいけど、調べてみたら昭和39年いすゞ製のまさしくボンネットバスである。偶然にも、北京オリンピックの話題が溢れているが、東京オリンピックの年でもあった。
なんでもこのバスは、富士山の下あたり(静岡県富士市)を走っていたらしい。そのボンネットバスが、のんびり温泉の送迎バスとして輿入れしたそうだ。
サイズL:830cm×W:245cm×H・293cm
総重量8030kg。燃料:軽油。パワー(排気量):は6370cc。乗り合いバス仕様なので、立ち席定員を含め46名ですが、座席は24。メーカーは「いすゞ」。車番は温泉PRにちなんで「風呂いい=26−11」となった。
<ミニ観光>
◆JR郡山駅から、湖南線を西に向かって30分。
陸の松島と称する浄土松公園。キノコの形をした大きな奇岩が人気を得ています。20分ほどの軽いトレッキングコースを辿ると、別世界に着く。東の頂上からは、郡山市内全域が見渡せる。北を見れば、雄大な安達太良山。南には那須連山。西方には、尾根を行くトレッキングで人気な御霊櫃。安積山。高旗山と並んでいる。
◆のんびり温泉
大浴場。サウナ。ジャグジー。露天風呂を満喫した後は、やっぱり楽しみなお食事です。自社工房の石臼で碾いた蕎麦粉。繋ぎ無しで捏ねる本格手打ち蕎麦。喉越しと、コシの強さは折り紙つきです。天然ニガリ一発で創作する甘い手造り豆腐。市販はしていないが、イワナの里。温泉レストランのみで味わえる。香りも上々是もまた絶品です。
●郡山のんびり温泉
福島県郡山市三穂田町山口字山崎11−1
詳細はフロント TEL:024-953-2611
●AM:7:30〜PM10:00
●レストラン。マッサージ。宿泊コテージ。大露天風呂。
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