|
|
「信夫温泉滝見台」 ■吾妻山系から流れ降る須川は、硫化水素型硫黄酸化物。 酸性質が強いから、滝壺や深みなどは紺碧の水色です。信夫温泉内通路から、一歩外にでると真下は須川です。四季折々に流れる風。樹木の彩り。そして堰堤から流れ落ちる川面を見る事ができます。(観覧ご希望の際はフロントまで申し付け下さい。) ■滝見台には、テーブルを用意しています。 初夏の風を感じながら、生ビール!なんてのもいいかも。 でも、崖の上にありますので、くれぐれも御注意お願いします! 4月の新緑。初夏のマイナスイオン。夏のグリーンオアシス。初秋の彩り。秋の紅葉。晩秋の風情。冬は?余りに寒くて外に出れません! |
|
「鼓滝までの道程は険しい」 ■吾妻山麓の滝と言えば、高湯温泉近くの不動滝が有名である。駐車場から、トレッキングルートが整備されているので、スニーカーでもOKだ。しかし、鼓滝までの道程は楽ではない。20年ほど前に合った林道が頼りなのだが、今では崖崩れや倒木が何箇所もありブッシュ帯となっている。 いつしか忘れられた鼓滝。 しかし、沢登りを長年趣味としてきた私でも、忘れられない美景なのだ。華厳の滝のように、豪快に落ち込む滝。糸を引くように流れ落ちる滝。数段に分かれて落ち込む滝。 川幅いっぱいに満ちる滝など、その形状は渓谷の形状と共に水量でオープニングする。しかし、鼓滝のイメージ通り、ツツミ(鼓)の滝でもあるのです。見るからに、二段目に落ちた水音が、外側の湾曲した岩額(鼓形状)によってツツミのように反響するのです。 ■私の願いは、この鼓による水音に合わせて津軽三味線を奏でてみたい。 厳寒の風。早春の風。初夏の風。秋の風。晩秋の風。四季折々に、麓の村まで届けたい。 |
|
「滝が現れた」 ■信夫温泉入り口から、林道を歩き始めて約二時間。 背丈もあるようなブッシュ帯を抜けながら、ようやく目的の滝を目の前にしました! しかし、30m手前からでは鼓滝のイメージを把握する事はできないのです。「鼓」つまり、太鼓をイメージする岩の枠縁は見えないのです。滝を見るには、私なりの見方があるんです!それは、落ち口。受け口。滝壺と、スリーポイントを一度に纏めて見るのがベストだからです。 ■悪戦苦労(一般客)の末に、鼓滝を真近にしました。 このとき、頭上に雷の轟音が鳴り轟いたのだ。暗雲が暗く立ち込めて、まもなく大きな雨粒が降り注ぎ始めた。時間が無い!もし、このまま30分も振り続いたら増水する可能性があるからだ。谷底の渓流は、降雨後15分と経たずに激流と成る事がある。私は、若い頃には激流カヤックも趣味としていた。 ■幸いにも、たいした降雨ではなかったのだが、その時既に滝壷を前にシャーッターをきっていたのだ。其れはもう素晴らしい光景でした!ナノに?振り向いたら誰もついて来ないではないか?皆さんは、増水を恐れて立ち止まっていたのです。☆NEXT |
|
※全てドキュメントルポです アクセス:東北道福島西ICから土湯温泉方面R115を経由してフルーツライン高湯温泉方面。 信夫高湯温泉路線バス:JR福島駅西口より高湯温泉方面約30分。信夫温泉停留所で下車。徒歩2分。 |
|
■TV福島の自然 ■福島の釣りと温泉グルメ旅 ■福島三地方めぐり旅 ●のんびり温泉 ●高湯温泉 ●世界のフィッシュトレック |
|