<高湯温泉のんびり館> ■福島県福島市にある高湯温泉は、開湯400年の歴史がある。 その泉質は、硫化水素型硫黄泉。酸性度が強く、特に殺菌効能がある白い濁り湯だ。高湯温泉郷には、老舗温泉旅館が立ち並んでいるが、今年オープンした高湯温泉のんびり館は、部屋数10室ほどのこじんまりとした日帰り温泉を含む安価なお宿である。 ■この宿の自慢は、確かな食材の確保にあります。 高湯のんびり館では、関連食彩工房の手造り豆腐。本格石臼で碾く手打ち蕎麦がご賞味できます。 もちろん、御宿泊の夕食には、大豆の香りがする天然ニガリ一発の木綿豆腐。寄せ豆腐が並ぶ事(品切れの際はご容赦願います)もあります。 |
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<厳選大豆> ■郡山のんびり温泉別館食菜工房の中には、大型の石臼で挽き立てる湖南高原蕎麦粉があります。もちろん、猪苗代湖の霧で育つ栽培地指定全量買い上げです。其のこだわりは半端じゃありません!直径60cm以上の巨大な石臼で低速回転。其処から生まれる蕎麦粉は、しっとりと香り満天の蕎麦粉です。 豆腐工房では、茨城産ハタユタカ大豆を使用しています。見るからに、ふくよかで有機栽培特有の丸々としています。この商品も、農家から大量買付け保存しています。工房では、科学添加物は一切混入しておりません。昔からの塩田から出る天然ニガリをいれて、豆腐職人が僅か5秒寄せ上がり一発で仕上げています。 ■工房で使う水は、奥羽山脈高旗山の麓から地下水として汲み上げています。其の水はまろやかで無味無臭です。季節に応じた浸水。ミキシング。煮沸。絞り。凝固。カップリング。この工程は、全て手作業により造られています。何故なら、科学的な凝固作用でない為に凄く難しいからです。詰まり、大豆もニガリも生きているから手を抜くことはできないのです。 <豆腐職人の技と歴史> ■江戸時代の中頃に、日本人の生活に根づいた豆腐。 しかし、江戸初期のころには、まだ特別の日の食べ物でした。特に農民にとっては非常にぜいたく品で、いつでも食べられる訳にはいかなかった。徳川家康と、その子の秀忠の時代には村々ではうどんやそばとともに、豆腐の製造も行ってはならず、農民がそれらを食べることも許されない禁令が出されていたほどです。 三代将軍・家光のときに出された「慶安御触書」には豆腐はぜいたく品として、農民に製造することをハッキリと禁じていた。 この豆腐がようやく庶民の食卓に普段の日でものぼるようになったのは、江戸時代の中ごろから。それも江戸や京都、大阪などの大都市に限られていたのが実情でした。「豆腐」の「腐」は腐ると言う意味ではなく、広く柔らかいものを指します。「豆腐」は腐った豆ではなく、柔らかい豆と言う意味だというのが真相です。 |
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「高湯温泉のんびり館」 ■東北道福島西ICから、磐梯吾妻スカイラインに抜ける高湯街道筋に高湯温泉郷がある。 昔から湯治の温泉として近隣近在から親しまれてきた。開湯400年の歴史ある有名温泉地でもある。硫黄泉は、酸性質しろい濁り湯でもあり温泉効能が高い。遠来からの旅人を癒す四季の光景。色とりどりの吾妻山系。自然の大滝など、心身ともに癒されることでしょう。 ■風情ある高湯温泉。天空の露天風呂。温泉郷の中央に、高湯温泉のんびり館があります。 <家族風呂> ■家族風呂は、風情ある古木に囲まれた湯船です。<内風呂>■のんびり館には、三種の湯がある。「家族風呂」「内湯」「露天風呂」。 <露天風呂> ■高湯源泉の一つでもある滝の湯源泉。 其処から自然落湯して、渓流沿いに引き湯したのが露天風呂です。 硫化水素系硫黄泉ですから、室内風呂入浴の際は、必ず窓を開けてお入り下さい。 ■うつくしま福島観光地めぐり。うつくしま福島の地は、春には丘陵地全体が花に埋まる花見山。豪快な鼓滝。船渡しの阿武隈川。芭蕉が歩いた信夫俳句道。そして初夏からは、吾妻山系トレッキングが楽しめます。福島の花火大会。そしてお祭りもたくさんあります。 ●温泉ソムリエ●温泉体操。 眺望の温泉郷。あったか湯 ●早春露天風呂 |
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■福島県立美術館 福島県歴史資料館 福島市古関裕而記念館 福島市資料展示室 浄土平天文台 小鳥の森 ■福島市民家園 原郷こけし群 西田記念館 四季の里 花見山公園 浄土平ビジターセンター ●4月の花見山 |
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■アクセス:東北道福島西ICからR115経由フルーツライン。磐梯吾妻スカイライン高湯街道。 ■高湯温泉のんびり館:福島県福島市町庭坂字高湯14の1 詳細は:TEL024-592-1126 |