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NZのトラウトフィールドは、その殆どが牧場に囲まれている。驚かさないように、そっと通り抜けてフィールドに向う。特に、柵の開閉は大事だ。10月から11月期は、ニンフが60%でドライ40%をストック。フックサイズは、#16番前後と意外に小さいフライを使用する。又、フライパターンもハッチに合わせるので、事前に用意したマイフライは役に立たない時があった程シビアだ。
ダブルニンフのリードフライは、12番ほどの爆弾(鉛入り)ニンフ。これが又とてつもなくキャストしづらいのだ。何せ、リバーエッジに、錨を下ろしてトップフライを自然流下させる役割があるらしい。私なんか、トラブルばっかしでした!!。 |
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サイトフィッシングもできるアニフェノア湖。 |
マレーの家から30分程で、湖に到着。本流からの流れ込みでは、大型のトラウトがライズを繰り返していた。早速、18番ドライフライ(マレーのBOXから)をセットしてファーストキャスト。ところが、シュートを見事に外してクレソンの中に!もちろん、ターゲットは逃走しましたよ。 |
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ダブルニンフ。リバーエッジのモンスター。 |
ダブルニンフとやらをセットして、リバーエッジにワイドループで打ち込んだ。そのキャストは、とても大雑把なシューティングなので、人には見せられません。ミスすると、背中だの手などに刺さってしまうので慣れるまでは大変。
水深30cm程のリバーエッジに、リードフライを落下させてトップフライが流芯にスライド。その時、インジケーターがピタリト止まった。「ストライク」マレーの大声に驚きフックアップ。私の反射神経も大したものです。釣る気も無いのに、ヒットしてしまいました。
これがホントの他人力。 |
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ヒットして転倒とは、これまた如何に。 |
ヒットしたレインボートラウトのパワーが凄い。流れに乗らないように、河原で脚を踏ん張っていたら腿の筋が吊ってしまった。私には坐骨神経痛の持病があるんです。少しでも脚が疲れてくると、ひどい事になるんです。それにしても、こんな時に発作が起こるなんて。それを知らないスタッフは、ふざけて転んだと思って笑っているんです。
写真では私も笑っていますけど、太腿の筋肉が引き攣るって、これが又涙が出る程痛いんです。
其れでも、ロッドは握っていました。直ぐには立ち上がる事はできないので、このままのスタイルでとにかく引き寄せました。最後のランディングはマレーに手伝って頂きました。
これではどっちが釣られたのか、分かりませんよね!
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ブラウントラウト&ジャックレインボー。 |
ヒットするのは、60cm前後のブラウンとレインボーだった。
しかし、そのファイトは素晴らしく感動ものです。なにしろ、体高と同じぐらいの尾びれの大きさだ。
この日は、体調が良くなかったのだが、ビデオ撮影だったので夕方近くまで頑張りました。
平均してこの流れの水深は浅く、使用リーダーは9フィート3Xで間に合いました。時にはダブルニンフならぬ、ニンフ&ドライなんてのも経験しました。詰まり、トップフライがドライでその下にニンフをぶら下げている。何と、フックベンドに直接ティペットを結んでいる。なんか、批判されそうなシステムだが、やれと言われれば仕方無しにもやるしかないでしょうが。釣れれば何でもいいんだ。節操無いから! |
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ブラウントラウトがブッチ切り。 |
半日も経つと、ぎこちないキャストもどうにかサマになってきた。そんな時に、大きなカーブが有る下流域で、意気なりライントップが水中に吸い込まれた。
ロッドのテンションから、ハンパモンではない事に気付いたので、慎重に緩やかなエッジに引き寄せる。魚体を確認。デカイ!!驚きの80cmブラウンだ。震える手で何度かのテールウオークに耐えていたが、一瞬にして爆走されてしまった。
狭い渓流で、モンスターに逆走されてはどうする事もできません。NZの渓流にはバケモノが居ます甘く見ていた私がドジ!!。トラウト天国恐れ入りました。 |
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楽しいNZ ツアーご一緒しませんか。
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仲間達で旅するのは、楽しいものです。
毎年NZツアーを企画しています。料金も格安ですので、このチャンスにWorld Fishingを是非体験してみては如何でしょうか。
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南島10月〜11月上旬頃の山岳渓流では、降雪も珍しくはありません。北島と比べて、季節は一ヶ月以上遅く春が来ます。 |
クライストチャーチから、カンタベリー平原を車で2時間ほど山岳地帯に進むと冬の山上湖が現れる。 |
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牧場の渓流を遡行していたら、いきなり雪が降ってきた。これでは、真冬です。勿論ノーヒット! |
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