KFB福島放送 ◆自然番組 |
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■今回は、猪苗代湖の湖畔にある野口英世の生家を目指して、表磐梯にある高原の牧場から位置を確かめチャリンコで出発した。 9月の風は爽やかで、猪苗代町の外れには一面の稲穂が揺れていた。暫く走っていくと、田んぼの合間に白い花畑が見えたので、ジャリ道を自転車こいで競争だぁ〜! <ジャリ道急ブレーキ カウンター決めた はさんだ竿噛んで 煙り上げてコケた> この詩は、賢さんの作詞。作曲。ブンブンの一句だが、私達ガサガサ隊のテーマ曲そのままの光景に秋の日を満喫! ◆ それにしても、観光バスが何台も駐車している野口英世記念館。 そんな所に、タモを持参してチャリンコで訪問したら怒られるかもね!
◆野口英世(幼名清作)博士は、1876年11月9日福島県耶麻郡翁島村(現在の猪苗代町)に生まれました。清作は1歳半の頃、いろりに落ちて左手に大火傷を負いました。その左手を手術しましたが、完治することはなかった。 しかし、清作はその時に医学の素晴らしさを知り、医者への道を志すことになりました。その結果、野口英世博士は医学の道へ進むことになる。 火傷を負った幼い清作(野口英世の幼名)は、百姓になることができず学問で身を立てようと勉学に励んだ。父親が大酒飲みだったためか、清作の家は貧乏だった。 母シカの清作に対する熱い愛情と、猪苗代高等小学校の先生である小林栄先生の私財を投げ打ってまでの援助があり、清作は何とか猪苗代高等小学校へ入学。 高等小学校の時、野口清作は仲間の援助を受け、現在の会津若松市にある会陽医院で左手の手術を受けた。その時、清作は医学の素晴らしさを知り、高等小学校卒業後、左手を手術した病院、会陽医院の渡部ドクトルに弟子入りする事になる。 <KFB 福島放送スーパーjチャンネル> ◆昨年までガサガサ隊員だった「池田速人キャスター」と、福島放送スーパーJチャンネルニューフエース「大久保尚子アナウンサー」がスタジオから応援してますよ! ◆いつも陽気な賢さんと、郡山の妖怪ヨシ爺。 ガサ入れ娘の若菜ちゃんも張り切ってます。飯野君は、優しくザッコ達を見守っています。 ◆こんなメンバーで、今回も破天荒な湖に漕ぎ出していきました。どうにもとまらない凸凹隊だけど、ガサガサに夢中になると意気投合してしまう不思議な仲間だ! |
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野口英世少年期の思い出。 ◆野口英世の生涯に渡るエピソードについては、色々な所で多岐に渡り紹介していますので、詳細に付きましてはこちらを参考にして頂きますが、私達が興味があった下りは少年期の想い出だった。 ◆記念館の方から、少年時代に纏わる詳しいお話を聞く内に、清作は川遊びが大好きだった事を突き止めた。 アメリカからの便りには、東京での暮らしやアメリカの事ではなかったのです。其れは、子供の頃遊んだ水遊び(釣りや水浴び)や野遊び(小鳥捕り)。雪の日の厳しかった通学の思いと、学校での出来事を懐かしく綴ったものでした。 賢さんが、野口英世の生家が見える磐梯山麓でその手紙を朗読しました。この本(小学生が読んでおきたい本)を読んで何度も涙したという。 福島県人の私でも、初めて知る事の多さに今更ながらその偉大さに感銘しました。 ◆野口英世が川遊びをしたと聞いて、ガサガサ隊が黙っているわけには行きませんよね!その川は、昔のままに流れているというから、早速その川を教えて戴きました。 なんと場所は、生家から200メートル離れた○○川だったのです。 チャリンコに乗って、清作の家に向かう道すがら夏蕎麦の白い花が一面に咲いていた。 |
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<清作が遊んだ川でガサガサ> ◆タモを、自転車の後ろに立ててR49を進む4人のガサガサ隊。道行く車窓から、何事かといぶかしそうに我らを凝視するが、そんな事かまっちゃいられない! 間もなく到着。川面を覗き込むとすばらしく綺麗な流れが飛び込んできた。 ◆各自、ウエーダーを急ぎ身に付けてジャブジャブ川に入り込んだ。直にわか菜ちゃんの歓声が!! 清流定番の、アブラハヤとヨシノボリを発見。 ◆猪苗代湖周辺には、最近見られなくなり希少種となっているアカヒレタビレ(タナゴ)を探す目的もあったのだが...。中々、その姿を見けることができなかった。 ◆賢さんと共に上流域を探索していた時、川藻を踏みつけたら何かが飛び出してきた!川底を良く見ると、2年間捜し求めていたカマツカだった。しかしながら、水深は70cm以上有り流れも速かった。 力を込めて、勢いよくすくい上げた。その結果は? 見事にタモの中に入りましたよ。間もなくして、今度は幻のアカヒレタビレを確保! ◆清作が遊んだ時も、こんな風だったに違いない! この川は、磐梯山から流れ込んでいるが、周辺は家も無く今でも田んぼのまま。いつまでも残したい川のひとつになりました。 ■ NEXT.野口英世の故郷。■ NEXT・磐梯山トレッキング |
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