磐梯吾妻スカイラインは、福島県福島市にある一般道路である。
福島県福島市の高湯温泉から浄土平を経て土湯峠に至る。全長 28.7km。
東北地方の山岳観光有料道路の草分けとして1959年(昭和34年)11月に開通。
磐梯朝日国立公園の一部であり、吾妻連峰の東側山腹に沿って走る本格的な山岳観光道路で、日本の道100選にも選ばれている。
11月中旬から翌年4月上旬までは冬期通行止が行われる。
「初秋の吾妻連峰」
◇福島県を代表する山岳観光道路が、「磐梯吾妻スカイライン」「レイクライン」「ゴールドライン」の3ラインである。以前は有料道路だったが、現在ではすべて無料開放されている。
初秋ともなると、朝夕の気温が低下して大地の草や樹木が彩りを増してきます。
福島市内から、通称高湯街道を経由して吾妻連峰を目指すことになる。福島市のシンボル吾妻小冨士は、浄土平から約30分程で登る事ができます。其処からの展望は、福島盆地が一様に見る事ができます。
今回は、紅葉の始まりとなる10月10日に訪れました。
本格的紅葉には少し早いですが、朝夕の寒暖の差が生じて、この時期ならではの霧が発生致します。ゆらゆらと流れる白い霧の中から、色とりどりの草木がくっきりと現れてきます。沼地などでは幻想的に、岩場地帯では荒々しく季節の情景を映し出します。
「吾妻冨士」
◇吾妻小富士(あづまこふじ)は、福島県福島市にある標高1,707mの山。吾妻連峰の ひとつ。中央にある大きな火口が、麓の福島市側から見るとあたかも富士山の山頂の
ように見える。本来の山名は「摺鉢山」である。
駐車場脇から、約10分程度で登山道(階段)があります。これを登りつめると、直径約500mの火口がある。眺めは圧巻で、火口底までの高低差は約70mあります。
火口壁をぐるりと一周すると、浄土平や福島盆地など展望も抜群。一周約1時間ほどかかります。火口周遊する場合は、強い風が吹くことも多いですので、時計回りをお勧めします。
●観光添乗員として各地を訪れていますが、天候にも左右されて中々シャッターチャンスとまではいきません。そんな時でも、何とか旅の想い出を残して戴こうと、いろいろなポイントにご案内しております。
高齢で余り歩けない方々でも、あきらめる事はありません。駐車場からでも景観のいいところに案内できます。又、季節折々の山野草が咲く場所にも出向いています。
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