<の〜んびり温泉三湯巡り旅> ■福島県は、海山川に恵まれた地域である。 其処には、海の幸。山の幸。地元ならではの産物がたくさんある。同じ県内なのに、浜通り。中通り。会津地方。話す言葉(方言)と、天候までも全く異なるのです。 でも、阿武隈山脈。奥羽山脈。越後山脈の三地方でも、一つだけ同じ自然環境があります。それは、昔からの天然温泉です。奥羽山麓には、那須火山帯の恵みを受けた「郡山のんびり温泉」。福島吾妻火山帯にある「信夫温泉のんびり館」。そして、磐梯スカイラインの入り口にある「高湯温泉のんびり館」です。 |
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「日帰り自然温泉」 ●入湯AM:9時〜PM10:00。(料金は要確認) ■最近の温泉ブームは、若い方達にも人気があります。 以前なら、銭湯は別にして温泉地まで足を運ばなければならなかったのですが、最近の掘削技術で、街中でも温泉が楽めるようになったのが一因です。いろんな薬湯。泡風呂から露天風呂まで備えられており、レストランからゲーム場まである。 しかしながら、その殆どが単純温泉です! 単純温泉とは、温泉効能に必要な泉質成分が無くても、25度以上あれば全て温泉と呼ばれてしまいます。昔ながらの湯治場。其処には、造られた伝説?もありますが、疲れを癒す高度な泉質があるからです。自然温泉は薬のように即完効果は現れないが、じんわりと体内の活性を蘇らせてくれるのです。 ■ラジューム:塩(Raとして) 1億分の1mg以上 。ラドン:100億分の1キュリー単位以上 )。温度が低くても、温泉と認定されています。その要因は、泉水一kg中に1000ミリグラム以上の溶存物総量があるからです。 ■高湯温泉の主成分は:硫黄泉(硫化水素型)です。 温泉水一s中に総硫黄2r以上含有するものです。 単純硫黄型と硫化水素型に大別され、わが国では比較的多い泉質です。その特徴は、タマゴの腐敗臭に似た特有の臭いがします。 この泉質は栃木県・日光湯元温泉、神奈川県・箱根温泉郷の小涌谷温泉などの温泉地にみることができます。 国内硫黄泉質の中でも、福島高湯温泉は、最高度の温泉泉質効能と評価されています。 どうぞ心行くまで、の〜んびりと高湯温泉を満喫してください。<温泉ソムリエ YOSHIO W> 高湯街道沿いには、同じ硫黄泉でもスベスベ肌効果抜群の信夫温泉のんびり館があります |
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「内風呂と硫黄泉質入浴法」 ■硫黄泉の中でも、硫化水素型の場合は匂いがきつく感じることもある。泉質効能に頼ることなく、5分から10分以内の入浴にとどめたい所である。それともう一つ、入浴の際には必ず窓を開けておく事。(内風呂は山並みにありますので他人を気にしない。)通気性を浴することで、匂いや有害なガス成分を換気する事ができるからです。 ■高湯のんびり館まで引き湯している源泉は、高湯滝の湯です。 源泉は50度以上ありますが、当館湯船では自然降下で42度前後となり適温となっています。入浴後は、余りシャーワーで掛け流さないようにしたいものです。何故なら、せっかくの温泉効能成分を流してしまうからです。乾燥肌の方は、さっとだけ流してから保湿クリームなどでケアしてください。 半日での入浴は2回ほど。夕方までの日帰りでも、3回又は4回までにしたいものです。湯治とは、数週間長居するもの。短時間で何度でも入浴してしまうと、温泉効能が薄れるだけではなく害となることも在るからです。 「露天風呂は癒し効果」 ◇自然からの恵みである薬湯(泉質)で体の芯から温める温質効果。聴覚からくる四季折々の山風と香り。そして眺望からくる自律神経の安らぎ。これら全てが自然温泉だからこその効能です。 入湯する時は、まず半身浴から始めましょう。浮遊浴(頭を浴槽の縁にのせ、体を浮かせて横たわる)や寝湯も、水圧の影響をあまり受けず、心身共にリラックスできるのでお勧めです。 ◇高湯露天風呂は、男女二箇所あります。そのどちらも吾妻水系から流れ降る渓流傍にあります。四季折々に目の前の自然が移り変わる。そんな風情を感じながら、旅の想い出を残していただきたいです |
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「高湯温泉のんびり館案内」 料理内容や滞在個室料金が確かではありません。お問い合わせは、直接お願い致します。 ■高湯のんびり館には、個室が10室あります。 鉄筋3階建て。床面積819.6u。一室8畳。 宿泊人数:40名様。泉温:51度。PH2.8. 掲示泉名:硫黄泉。酸性硫化水素温泉 効能:慢性皮膚病。切り傷。高血圧。動脈硬化。 ●早春露天風呂 ■土湯温泉。高湯温泉露天旅情DVD ■花見山 ■蕎麦屋一代DVD ■高湯温泉内風呂DVD ■蕎麦碾物語 |
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「の〜んびりと家族風呂」 ■高湯温泉は、白い濁り湯で全国的に有名です。 県内外から訪れるお客様は、広くゆったりな湯船に浸る事が大好きです。 確かに、それら入浴法も温泉満喫される事でしょう。そんな中で、自分だけの湯煙の中でリラックスできたらと思いませんか?そんな時には、のんびり館の家族風呂がお勧めです。 ■豪華?とはいえませんが、湯船は古木で組まれています。 流れ出しの樋には、黄色い湯花(泉質成分)が見られます。湯船に体を沈めると、湯花が舞うこともありますが心配要りません。心落ちつけて、ゆったりと肌に馴染ませてください。 高湯山麓には、昔懐かしいニリンソウや黄色スミレなど、山野草がたくさんあります。湯上りには、高湯路の散策をお勧めいたします。 ●鼓滝。花見山。吾妻スカイライン。吾妻山。 四季の里。浄楽園●温泉体操。眺望の温泉郷。あったか湯。高湯鼓滝 |
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■福島県立美術館 福島県歴史資料館 福島市古関裕而記念館 福島市資料展示室 浄土平天文台 小鳥の森 ■福島市民家園 原郷こけし群 西田記念館 四季の里 花見山公園 浄土平ビジターセンター |
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●アクセス:東北道福島西ICからR115経由フルーツライン。磐梯吾妻スカイライン高湯街道。 |