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<山形県水紀行。> ◆東北地方の、日本海側に位置する山形県。これらの水源を辿ると、ブナの原生林が今に残る奥羽山脈。飯豊連峰。朝日連峰。月山。鳥海山と、名立たる深山が豊富な湧水を育んでいる。 清流が有るところには、其処に生きる動植物の生態系が引継がれています。 |
THE Fly Fishing | 山形県最上平野。山里の清流は渓魚が悠然と群れ遊ぶ。小国川フィールド。 |
山形名物 サクランボ 山里の温泉郷 大堀。瀬見温泉 小国川 本流の瀬筋 紅花 山形の産物 出湯の町 山形県最上町 |
「小国川」 ◆最上平野を流れ降る小国川は、山間の渓流を束ねながら最上川から日本海に至る本流である。流程の河畔には大堀温泉。瀬見温泉など、由緒ある温泉宿が今も変わらず軒を並べている。 ◆温泉には、渓魚が似合います。この本流には、35cmにも育った大山女魚が姿を見せます。ルアーで狙うか、ウエットフライでチャレンジするかはアングラーのお好み次第。私は、水量がある頃はスプーンルアーで探り、減水してくるとウエットフライで山女魚を狙います。キャスト疲れは、ゆっくりと温泉に浸かる。これが旅の楽しみですね。 ◆ルアータックルは、6ftのUアクションロットに5pライン100ヤードをストック。SPリールは、小型の200g前後。(私はABUカージナル33)スプーンルアーは、3g〜6gをメインに50個ほどセットにしています。 ルアーカラーは、アンダーボディーにシルバーパール。アップラインには明るいレッド系をベースにして、ワンポイントカラーをカラーリングしています。これらは、全てオリジナルカラーです。 「キャストポイント」 ◆大堀温泉から瀬見温泉下流域は、比較的緩やかな流れだが、下流地帯には急流もある。しかし、これらの荒瀬によってトラウトの活性は一段と飛躍します。 夏場には、どんどんと瀬頭に突っ込んできますから、8gなどのウエイトのあるスプーンを落としこんで誘うのも効果的です。 「本流のウエット」 ◆本流のフライフィッシングは、殆どがウエットフライによるヒットアクセスとなります。 FFタックルは、9f#5&6番あたりが無難でしょう。 バックスペースは充分有りますが、流速と水深に合わせた角度にアップキャスト。流れを利用しながらスローリトリーブ。 リターンキャストは、シングルスペイで方向変換できればベストです。本流のキャストワークでは、ロールシュートも効果的ですので、その練習もしておいた方がいいですね。 |
Fly Fishing | のどかな田園風景の中に青空が映る最上白川。 |
鳥海山 春爛漫の山里 モンカゲロウの 季節はビッグライズ。 米澤牛 究極の美味 |
「最上白川」 ◆フライフィッシャーには、C&Rフィールドとして有名な渓流だ。両岸はブロックで護岸され、最上流域には公園ができたりしてイマイチの感はあるが、かろうじて中瀬があるのでフライマンにはありがたい。 この中瀬には、葦が生い茂り多くの水棲昆虫を育んでいる。流れも緩やかで、初夏からはドライフライの天国となる。100m前後間隔にある小堰堤は、トラウトの居着きもあり格好のポイントを創りだしています。 ◆夏場に掛けては、#14番テレストリアル系のドライフライなら楽しく遊べるでしょう。私は、ウルフパターンが好きなので、モーニングフライとイブニングフライの二系統でアタック。でも、どうしても渋い時にはソフトハックルフライに手が行ってしまいます。 普段なら、法田橋から遡行するのですが、今回は再下流域の砂利プラント付近でイブニングチャンスを狙いました。 「FFタックル」 Orvisセブンスリーロッドに、マスタリー#3番DTラインをセット。 リーダーは、9F6X。葦際の根本に、アップキャストで打ち込んでいく。まさにテンカラの世界?でした。出てくるのは、チルドレン魚ばかり。其れでも楽しいのがフライフィッシングですよね。独り善がりかも! 小国川漁協 |