<高湯温泉のんびり館>
■福島県福島市吾妻山系に位置する高湯温泉郷。
其の歴史は古く、開湯400年にもなる。その泉質は、国内でも最高水準と認知されている。硫化水素型硫黄泉。酸性度が強く、特に殺菌効能がある白い濁り湯。
高湯温泉郷には、老舗温泉旅館が立ち並んでいる。
其の中央部に、今年一月に開湯した高湯温泉のんびり館がある。部屋数は10室程。シンプルな宿泊と、日帰り温泉をメインとしてオープンした。
■この宿の自慢は、確かな食材の確保にあります。
高湯のんびり館では、関連食彩工房の手造り豆腐。本格石臼で碾く。手打ち蕎麦がご賞味できます。
もちろん、御宿泊の夕食には、大豆の香りがする天然ニガリ一発の木綿豆腐。寄せ豆腐が御賞味できます。(品切れの際はご容赦願います)
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このHPは温泉とグルメライター渡辺良雄のドキュメントルポです。 現在詳細は直接お問い合わせ下さい。 |
「高湯温泉のんびり館」
■高湯温泉郷に至るには、東北道福島西ICから土湯方面。R115から、R13に至るR5フルーツライン中央部交差点から、吾妻スカイライン方面に向かう。最終の信号から高湯街道となる。高湯街道に入ると直ぐに、陶芸屋さんの看板が目についた。先達山の鉱石や粘土を焼き上げている先達窯である。
ギャラリーには、吾妻小富士のシンボルでもある「雪ウサギ」をモチーフにした器が沢山飾られていた。殆どが、生活の中で気軽に使える花器や食器なので、福島信夫里のお土産にもなります。
■弥生3月の上旬に、高湯のんびり館にお邪魔しました。春のなごり雪ならぬ淡雪が降りましたが、春彼岸が過ぎると残雪も日増しに消えて芽吹きが始まります。
「温泉渓流」
■高湯街道に沿って流れる一筋の渓流。
上流部には、滝の湯源泉があり温泉水が流れ込んでいる。その他にも、各温泉宿が掛け流しの為に流れが温泉渓流になっている。寒い時期には、もうもうと立ち上がる湯煙。
積雪が増す厳寒期でも、流れの両側だけ雪がありません。だから、春の訪れも早く感じられます。岸辺に近い樹木も、根元付近からワダチができて解けていきます。
■高湯温泉ロビーには、大きな薪ストーブが置いてある。其の横には、窓辺からの雪景色が見られるテーブル席。四季折々に、高湯の風情が見られることでしょう。
●先達窯:福島市在庭坂字後林94 詳細は:TEL:024-591-3293 |
「硫黄泉の内風呂」
■新しい温泉宿ですが、午前10時から午後4時までの長時間滞在で700円と格安料金なのです。ロビーから、大浴場に階段を降りていくと硫化水素臭が鼻を突く。自然と、温泉だぁ〜と感じてしまうから摩訶不思議。屋内浴場は湯量タップリで、もちろん白い濁り湯。短時間な入浴でも、汗が滴り落ちてくるほど温まります。
高湯温泉は、国内でも泉質成分では最高の評価を得ており、県内外から多くの観光客が訪れている。その人気は、泉質は元より白い濁り湯にある。硫化水素型硫黄泉。ナトリュウム。カルシュウム。マグネシュウム。そして硫酸イオンが640mg。メタケイ酸は181rと、高濃度な成分が含まれている。
強酸性温泉質は、強張った筋肉疲労や皮膚病に対して効能がある。しかし、長時間の湯治は逆効果にもなります。硫化水素型泉質は、ガス発散のためにも窓を開放して入浴する事が大切だ。飲酒直後の入浴を控える事。肌が弱い方は、湯上りのシャワーを浴びてください。
●早春露天風呂
「源泉流れ込み」
■自然温泉は、何と言っても源泉掛け流しです。
高湯のんびり館の湯元は、滝の湯源泉です。吾妻山系の地中から、自然に湧き上がっています。PHは、2.8と強酸性。カルシュウムイオンが多く含まれています。温泉水は、源泉そのものは白い濁りではありません。地中から地上へ現れると、酸化作用により白くなります。強酸性になれば成る程濃くなっていきます。一切経山付近にある魔女の瞳の色も、これらによるものです。因みに、含鉄泉の場合には茶褐色になります。
●高湯温泉のんびり館には、家族風呂もあります。
ご利用の場合は、フロントまでどうぞ!日帰り入浴お客様の休憩室があります。軽食もOKです!もちろん有料の個室も用意されています。
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☆郡山市のんびり温泉。信夫温泉のんびり館。高湯温泉のんびり館。各温泉旅館では本造り豆腐が味わえます.]
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■風情ある高湯温泉その中央に高湯温泉のんびり館があります。郡山市にある「のんびり温泉」。高湯街道入り口の一軒宿「信夫温泉のんびり館」。
そして「高湯温泉のんびり館」。県内に3店舗あります。詳細につきましては直接お問い合わせ下さい。
●高湯温泉のんびり館:泉質療法に効果ある温泉体操。●温泉ソムリエ●温泉体操。 眺望の温泉郷。あったか湯 |
■福島県立美術館 福島県歴史資料館 福島市古関裕而記念館 福島市資料展示室 浄土平天文台 小鳥の森
■福島市民家園 原郷こけし群 西田記念館 四季の里 花見山公園 浄土平ビジターセンター ●4月の花見山 |
■アクセス:東北道福島西ICからR115経由フルーツライン。磐梯吾妻スカイライン高湯街道。
■高湯温泉のんびり館:福島県福島市町庭坂字高湯14の1 詳細は:TEL024-592-1126 |