ガン入院前日の畑仕事  ◇がん宣告と治療ガン宣告「生きる失望と余命の段取り」 ◇入院ライフの楽しみはお食事 激しい目まいに襲われた!
 「末期ガン退院して三週間ぶりの畑仕事」  ◇闘病中ヨシ爺の「蕎麦の龍」  退院翌日の畑巡回 ◇退院8日後の畑仕事 
№1  №2  №3  №4  №5  №6  №7  №8  №9  №10  №11  №12  №13  №14  №15 

「地獄の日々7か月と16日」
2016年2月20日。
この月日を思い浮かべると、「絶望と希望」の二文字が交差いたします。
2015年2月。会社の健康診断潜血検査で、ガンの疑いがあり後日精密検査の結果、直腸がんと判断されました。下血していたから、ある程度の覚悟はしていたが、いとも簡単に担当医から「直腸がんです。」腫瘍は約6cmあります。ステージは3に近く、このまま放置すると余命一年以内になってしまいます。
できたら「痔」ですとでも言って欲しかったのだが、最悪の「ガン宣告」の言葉が返ってきたもんね!
「なるようにしかならねェ」これが俺の信念でもあり、「神も仏」も頼りにしません。
てな訳で、気が付けば2016年2月22日。今日は、再手術が可能かどうかの診断日でした。その
血液。尿採取。肺活量。心電図。血圧。(視聴。視力。胃カメラは20日健診済み)
そしてCT検査。直腸手術縫合跡確認の為、肛門から透視剤注入してレントゲン撮影。などなど、朝の8時から午後3時まで病院で検査していました。
 

今日は2月20です。
待ち続けていた肛門封鎖手術の為、これから病院(午後2時入院)に向かいます。
昨年の7月6日手術の後は、俺の下腹部は排泄まみれの修羅場と化してきました。とても人の目に晒されるような代物じゃありませんでした。もちろん大好きな温泉には一度も行けませんでした。その間は朝昼夜中関係無しに、2時間ごとにトイレに駆け込んで排泄袋を絞り出すんです。何とまぁ悲しい事です。
ストマ接着

<手術前のCT
気になるその結果は???>


上記の通り、どこにもガン転移は確認できずませんでした。
これで第二関門は無事に通過できました。
再手術入院予定日は、2月20日。手術bは22日。約3時間の手術。3日間は酸素吸入チューブなど、また嫌な入院治療がやってきます。入院予定は1週間から10日ぐらいと自分で決めています。3月20日で退社(自己申し出)となりますので、おちおちベッドで寝てなんかいられません。
3月21日からは、何がなんでも別の仕事場で働かなきゃなりませんからね。
肛門がリニュアルした訳でも無く、直腸の殆どが無いとなれば、何かと新しい苦労が待っている事でしょう。でも、今の現状(ストマ装着)から脱出できることだけでも幸運だと思います。
皆様方には、多くの励ましありがとうございました。


桃子

それでも7か月もの間、必死に我が身を助けてくれたのが、桃子(小腸)です!
真っ赤に顔を膨らせながら一時も休む事なく、尽くしてくれました。毎朝桃子の顔を見ながら素早く処置(ストマ接着)をして会社に向かいます。ありがとね!!
CTレポート

 
調子が良くなると、薬も飲まず好きなものを喰っちまう俺の性分は、死ぬまで直らないかな。ただ、今回は少し懲りましたので、少し節制しなきゃね!こんな惨めな体じゃ好きな温泉どころか家の風呂にも入れないし、飯より好きな女も抱けません!腹から生の腸が二個も出ているんだもの、痛くて歩くのも辛くまさに毎日が地獄です!!!
●2015ラストドライブ youtube
◇№1youtube
<ガン闘病記DVD>
№1 youtube №2.youtyube
 ※ここ一、二年の間に、俳優さんや有名人の方々が癌で急死している。俺みたいな年配者じゃなく若い方が目につくようになりました。
自分が癌なので神経質になりネット回覧が多いから余計に目につくのかもしれないが。20代30代での癌闘病は本当に辛いことでしょう。
我ながら身にしみて哀悼の意を捧げます。