ガン入院前日の畑仕事  ◇がん宣告と治療ガン宣告「生きる失望と余命の段取り」 
入院ライフの楽しみはお食事   ◇激しい目まいに襲われた!
 「末期ガン退院して三週間ぶりの畑仕事」  ◇闘病中ヨシ爺の「蕎麦の龍」  退院翌日の畑巡回 ◇退院日後の畑仕事 
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2016年2月20日。
人工肛門封鎖手術を受けるために、午後2時に入院しました。
直腸がん手術(2015年7月4日)から7か月と16日。心から待ち望んでいた封鎖手術ですが、術後の機能回復がどうなるのか。いろいろな状況の中で耐えていけるかが心配でした。


2月21日。
朝食を食べた後過ぎに点滴が始まりました。
手術に備えて下剤2種。

2月22日。
今日は手術の日。午前中から始まるのかなと思っていたら、緊急患者が入ったのか午後になると言われて待機していました。午後3時から手術が始まるとのスタッフ通告を受けて、着替えをして歩いて手術部屋に向かった。入口で氏名の確認。生年月日など告げて入室する。其の時手術スタッフの方から、○○さんですよね!と問いかけられた!女性の声だったので、ビックリした!何でも、20年ほど前に釣りに連れてもらったといわれました。一瞬!どきんとしましたよ!
手術台に上がり、位置関係を直して戴きながらも、心の中は先程の女性が誰だったのか?考えている間に麻酔を嗅がされてしまった。病室に戻ったのは、午後3時ごろだったと聞きました。手術処置時間は二時間足らずだったかと思う。

2月23日。
昨夜は、殆ど眠れなかった。
朝を待つ時間が長かった!酸素マスクをつけられて、チンポの先には尿管が差し込まれている。これが又ちょっとでも動くと痛いのだ。前回の手術時には、酸素マスクと鼻からチューブ挿入。腹にはダストチューブ。それに尿管だったから、それから比べたら断然楽なのだが、それでもいち早く取り払いたいものだ。封鎖手術の腹部個所には、ガーゼが一枚貼られているだけで、大事になっていないことだけは確かなようだ。点滴は昼夜にかかわらず継続中。
看護師さんが来た時に、尿管外してくれるよう頼んだら、ほんとに歩けるんですか?だと?
腹が痛くて大変だったが、さすけねぇ!から尿管引き抜いてくれと直談判!もち!即座に解放された。


2月24日
桃子が働いていてくれた腹上を撫でていた。ホントにほんとにすっきりしていました。
打ちのめされた心の負担も、飛んで行ってしまいました。傷口は、約5cmほどカットされて接着されていたが、凸凹状態に、もっと上手く貼り付けてもらいたいものだ!下手くそだぞい。
小腸と大腸が結合されたのだが、腹の中では雷が大暴れしていた!

2月25日
傷口も順調に回復していたが、いきなり激しい下痢が襲ってきました!
何も口にしていたい筈なのに、15分おきぐらいにトイレに掛け込む有様だった。もちろん、出てくるのは術後の廃棄物。どろどろの粘膜などだ。一番困ったのは、ガスなのかモロミなのかが分からず苦労しました!調子に乗って出そうとするとガスではないのだよ。こんな状態が延々と続いてしまったら、大変なことになっちまうでねぇの。

<人工肛門封鎖手術>

●2015ラストドライブ youtube
◇№1 youtube 
◇№2.youtyube


◇№1youtube

 
調子が良くなると、薬も飲まず好きなものを喰っちまう俺の性分は、死ぬまで直らないかな。ただ、今回は少し懲りましたので、少し節制しなきゃね!こんな惨めな体じゃ好きな温泉どころか家の風呂にも入れないし、飯より好きな女も抱けません!腹から生の腸が二個も出ているんだもの、痛くて歩くのも辛くまさに毎日が地獄です!!!

<ガン闘病記DVD>
 ※ここ一、二年の間に、俳優さんや有名人の方々が癌で急死している。俺みたいな年配者じゃなく若い方が目につくようになりました。
自分が癌なので神経質になりネット回覧が多いから余計に目につくのかもしれないが。20代30代での癌闘病は本当に辛いことでしょう。
我ながら身にしみて哀悼の意を捧げます。