石窯造り基礎編
◇石窯といっても、本格的なものではない。
石窯オーブンと言った処かな。つまり、1m石窟の中にステンレスタワー(中古の温水器)を入れてマキで温度を上げて調理する考えなのである。旨くいくかどうかは別にして、普通の石窯でないことだけは確かだ。以前これを利用して、燻製や肉料理をした事がある。その時の火元は、炭だった。
今回はとりあえず、基礎つくりに励んだ。
斜面なので、先ずは石組みをして段差をつけた。1間×厚さ40cmの基礎を打った。
ログの柱で屋根組みをするので、30cmマスを4個埋め込んだ。其処まではよかったのだが、夕方薄暗くなってしまった。急ぎ仕事のせいで、次の朝確認したら平均が取れていなかった。まぁ。これも手造りの証でしょう。
☆手造り石窯工房
石窯オーブン
☆山里は、新緑の真っ最中です!
このところ、荒れ模様(仕事上も私的にも)の天気が続いていたが、昨日あたりからようやく春本番となってきた。しかしながら、金欠病のため山小屋造りは暫く沈滞ムードだ。でも、ゼニが掛からない土慣らしや植木の配置換えは毎朝している。
先日、ナケナシノ4万円で井戸枠(3尺×3尺)3個を購入した。
コンクリ土台に設置して、苦労の末に積み上げました。一個250キロだと。
この中に、幅70cm×高さ150センチのステンレスオーブン(貯湯タンク改造)を中に入れる。
其の前に、井戸枠を加工しなければならなかった。下部の焚口と、オーブン取り出し口をカットしなければならなかった。大変な仕事になると覚悟していたが、手持ちのダイヤモンドハンドカッター(刃3㎝)で何とかくり貫きました。枠は5cmだから、裏と表からカット線を入れた。これがまたトンでもなくひどい仕事で、全身が真っ白!マスク2枚でも喉がガサガサ!因みに、カットを依頼すると1万円+。
何とかカットしてから、温水器タワーを担ぎ上げて天上まで中に入れた。
これもまた大変な作業だった。タワーの重さは25キロほどだから。
この仕事のお陰で、それから3日ぐらい足腰が痛くてひどい日々。
石窯といっても、硬い石を積み上げたり高価な耐火煉瓦を使用したものでもない。
以前友人が造ってくれた改造オーブンを中に入れただけ。しかしながら、タンク下部に炭火を入れただけで写真のようにオーブン料理ができるのです。ただ、このままだとカッコ悪いので石窯風にしただけなのだ。これからの作業は、コンクリとタンクの隙間が20cmぐらいあるので、上から石をできるだけ投入する。其の他にも、井戸枠サイドに薪を焚く釜戸を設置する。
4本のログ柱を立ち上げて、屋根をログで造る予定なのだが。
これらの作業もジサマ一人ではいつになることだか定かじゃありません!!
もう太い丸太を担ぐのは到底無理だからね。
でも、根性と夢だけは負けないつもり!!