最愛のアンディーが死んでしまった。
イングリッシュセッターの寿命は、13年前後と心得ている。
最初のイングリッシュセッター「ゲン太」君は、12年余りで亡くなっている。その次に迎えたのは、アンディー君オスだった。しかし、事情があり二年足らずで死んでしまった。
余りにも心の痛みが大きく寂しい日々だったが、周囲の好意により死んだアンディーの代わりに、同じ兄妹のメス犬を俺の元に授かった。これがアンディー(雌)でした。この
犬の兄弟は、どちらを選定するかとに引き連れてきた内から、オスの方を選んだ経過があった。
二代目アンディーとは、郡山市郊外の山の中で8年ほど一緒に暮らしました。
バブル崩壊など、いろんな事情で山暮らしを放棄して市内の実家にもどりました。それから約半年ほど、アンディーを車に乗せて猪苗代町の仕事場に半年通いました。家に置いて置く訳には行かなかったので、連れて行ってました。釣りにも一緒に行きましたよ!イングリッシュセッターは、泳ぎが得意なんです!キャストする前に飛び込んじゃうから、ヤマメはさっさと危険を感逃げてしまいます。楽しい思い出はいっぱいあるけど、死に際は分かっていても辛く悲しいです。
「楽しかった思い出」
今から10年前頃は、俺も元気だったし釣り期には毎週のように渓流釣りに出かけていました。もちろんお供はアンディーです。もともと狩猟犬だから、野山を歩き回るには適しています。イングリッシュセッターは、鳥専門の犬種なので、水の中でも平気です。私がベストポイントでキャストしようとしている隙に飛び込んでしまいます。
5年程前までは、山形秋田県と釣りに出かけていました。
20013年までは何とか同行していましたが、2014年からは、野山を歩くことはできなくなりました。毎朝の散歩が日課になっていましたが、それもだんだんできなくなりました。
約一年の間、おしっこを漏らしたりしていました。ある時は、頭にきて叱り付けたときもありました。分かっていても、馬鹿な事をするもんです。ごめんなアンディー。
怒られても怒られても、俺の横に寝たがります。朝になると、ベット全部占領しています。
もうジ爺様だから、犬は飼う事はできません。
でも、俺が死んだら愛犬たちと一緒に旅に出掛けます。今の俺にとっては、これが一番の楽しみでもあります。
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「畑で火葬にする準備」 |
「自分の癒し空間の畑で火葬にしました」 |
「我が家の庭にお墓を造りました」 |
最愛のアンディーが亡くなってから、二週間が過ぎました。
仕事が終わり家に帰ってきても、何の楽しみもなくなりました。いつもなら、スーパーでアンディー用の牛肉を買ったりホットモットで肉弁を買い、半分はアンディーにあげて食べることが多かった。今では弁当を買ってきても、半分残ってしまいます。その半分は次の日に温めて食べるしかない。なんと寂しい食事だろうか。昨年まで12年間ベットで抱いて寝ていました。昨年から寝小便するようになり、止む無く苦労の末にベット下に寝かしつけました。昨日来から、暖かい日々が一転して雪が降ってきました。
毎日の繰り返しなのに、想いでの日々どんどんすぎ去っていくようで虚しいです。
俺も来週からは、抗がん剤服用が6週間予定されています。今までの抗がん剤は、全身のかゆみが生じていたので(薬以外の症状かもしれないけど)、担当医に相談して抗がん剤を変えようかと思っていました。しかし、薬剤師からの新薬説明では、「手足のしびれ」「つま先の水膨れ」などなど、またまた大変なことになりそうな気がします。思い悩んだ末に、今まで通りの抗がん剤(ティーエス1)を服用したいと先生に申し出るつもりです。
この治療が終わってから、待ち望んでいた人工肛門封鎖手術が来年2月中旬ごろに実施される予定です。もちろん、手術後いろんな症状が出て正常には戻れませんが、今の地獄の毎日よりは希望が持てるような気がします。これ以上体調が悪くなると、安全第一の観光バス運転などできなくなりますもんね!その前にクビにされてしまいます!
今のところ、2016年3月20日まで仕事に行きます。
これで今の会社での契約社員での仕事は無くなりますが、例え何が起ころうとも体が続く限り意地でも仕事はするつもりです。
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